第98章 ポリネシアンセックスをする話 後 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「やッ、腰は、んんっ
ダメッ…って言ったのにぃ」
さっき奥さんに腰は飢えるからダメと
念を押された所なのに
俺に飢えさせたい求められたいと言う
自分の希望や欲求がついうっかり
素直に表に出て来てしまって居た様だった
「欲しくなってしまうからか?
俺を…求めてくれないのか?みくり」
「でも…、そうするのは…もっと…」
「そうだな、身体を繋ぐのは…
もっと夜が更けてから…だな」
杏寿郎がキスを背中にしながらも
仙骨に添えた手を押し付けて来て
じんわりと熱が腰の内側に広がって来ると
じわじわと熱が子宮に伝わって行って
そわそわとしてしまって落ち着かなくなる
「やっ、腰ッ…ダメってっ、杏寿郎…」
「みくり…、俺を求めてくれないか?」
精神的にも身体的にも繋ぎ合うだけじゃなくて
本能的にも…求められたいって事…?
精神的な結びつきを重視する物なのに
情熱的な杏寿郎らしい求められ方をしてしまって
そんな風に求められても
今は赤ちゃんがお腹の中に居るんだから
激しく求めあってる場合じゃ…なんじゃ…
「まぁ、そうしたい気持ちもあるにはあるが…。
そうしてしまうと、この主旨に反するからな。
ああ、だったらこうしよう。みくり」
と言って こちらに杏寿郎が提案して来たのは
私が腰で飢えて苦しくならない
触り方を探すと言う感じの事で
「折角、気持ちいいって感じる事も
出来る場所なんだしな?
落ち着かなくて苦しくなるからって、
触るの禁止にしてしまうのは、
勿体ない話だとは思わないか?みくり」
確かに腰は…他の場所のどこよりも
ヤバい感じの快感があるけど
気持ち良さよりも ズンッと奥から来る
本能的な飢えが強く出て来るから
自分の気持ちと身体と感覚がずれる様な感じがして
苦しいって感じてしまうんだけど
単にそれは…私が
まだ腰で気持ち良くなるのに
不慣れだから…って事もあり得るのかな?
「君が、止めて欲しいと言ったら
休憩もするし、触り方も変えるが?
それなら、どうだ?みくり」
「ん…、だったら、してもいいけど…」
普段の杏寿郎だったら
こんな風な提案をして来ても
止めてって言っても
気持ちいい証拠だと言って
それを聞いてくれないだろうけど…
今日は杏寿郎の言う
それを信じてもいいかなって…