第98章 ポリネシアンセックスをする話 後 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
∞の中央にある バラを
杏寿郎が手に取ると
みくりの方に差し出して来て
「愛し合うだろう?今から…存分に」
そう耳元で杏寿郎が囁いて来て
杏寿郎のその言葉にみくりが頷いた
ポリネシアでは…
儀式的な意味合いが強いと言うが
相手の女性との身体共に一体感を
味わい尽くす…為の行為なのだろうな
「70分かけて…するんだろう?」
「70分?最初の30分は、
動かさないんじゃなくて?」
ポリネシアンセックスでの
セックスは挿入しても
そのままの状態で30分抱き合ったままで
過ごすってのは…ネットで見たけど…
「もっと詳しいサイトを見つけたんだがな」
一緒に見ようと言われて
杏寿郎に抱っこされながら
スマートフォンで表示されたページを見る
「このサイト、普通に調べた時
出て来なかったよ?検索の仕方変えたの?」
「ああ。ちょっと別のキーワードを
追加したら、このページが出て来たんだ」
最終日の5日目については
他のサイトには前戯に1時間かける
挿入後は30分は動かさない…位しか
最終日については書かれて無かったのだが
杏寿郎が見つけて来てくれたサイトには
最初の1時間は性器以外の愛撫に留める
つまりは今までの1~4日間と同じ事をして
その後 1時間の時間を掛けて
お互いの性器を愛撫し合うと言うのだが
ここまでお預けされてる状態で
その時点でどうにもぐずぐずにならないだろうか?
そうして 2時間愛撫をしてから
挿入して30分抱き合って
そこからについて…が
そのサイトには詳しく書いてあって
3~5分間 ゆっくりとしたピストンをして
そしてまた動きを止めて
動かしては止めてを40分間繰り返す…のだそうだ
頭でその状態を想像してみるが
自分の知っているセックスとは
かけ離れ過ぎていて
それがどんな快感なのか…が
全く みくりにも想像する事が出来なくて
よしよしと頭を撫でて来る杏寿郎の胸に
すりすりと頬を擦り寄せて身体を預ける
「パジャマ…脱ぐだろう?」
杏寿郎の手がみくりの
パジャマのボタンに掛かって
ボタンをひとつづつ外して行く
自分も同じ様にして杏寿郎の
パジャマのボタンに手を伸ばして
お互いの着てるパジャマのボタンを外し合う
「それが、どんな感じ…なのかが
俺にも、さっぱり見当が付かないんだがな」