第97章 ポリネシアンセックスをする話 中 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
冬至のカボチャの残りを冷凍したのが
冷凍庫にあったしそろそろ使わないと
お正月に小豆雑煮にした小豆もあるから
いとこ煮も作れるな…
「今日は、夕飯のおかずを
仕事中に考えなくて良さそう」
職場のパートの主婦の皆さんが
今夜何にすると言うやり取りを
社内で割と耳にする事はあるが
今夜の夕食はもう決まってる様だった
今日は唐揚げにすると言っていたが
この奥さんが素直に油を用意して
唐揚げだけ揚げるだろうか?
ついでだって言って大量に
揚げ物が出来てそうな気がするな…
朝食を済ませて
後片付けをすると
駅までの道のりを手を繋いで歩く
「奥さんは…いつ頃、
あっちに引っ越すとかは
時期とか、何となくには考えてるのか?
俺は、成瀬さんからはいつでもいいとは、
言っては貰ってるがな?」
「でも、お家が建って、
赤ちゃんが産まれてからだよね?
杏寿郎は今の会社じゃなくても良いの?」
「その内、うちの会社ごと買収して
うちが、あの人の会社の子会社になりそうだがな」
「そうなったら、成瀬さんがしてる
グランピングとかの、CMを
うちで作るって感じになるのかな?」
「でもあの人は、レジャーとか外食関連
だけじゃない仕事も結構してるだろう?
地元の地域活性の講演会とか、してるし。
書籍とかも何冊が出してるみたいだしな。
俺には将来的には子会社を任せるって
言ってたぞ?あの人が」
みくりには新しい事業の企画とか
そっちを任せたいだろうけどな
「でも、地元の子が中条市で結婚して。
子供産んで子育てして、その子供が
自分達の子供も中条市で育てたいって
そう思えるような市を作りたいみたいだよ?」
「市外から中条市で起業したり、
移住したりするのも支援してるみたいだしな」
「西井君が言ってたけど…」
「ああ、あの地主の、
勝ち組の市役所務めの西井君か」
「そうそう、その西井君ね。
西井君が言うには、この数年の
市外、県外からの移住者は右肩上がりに
年々増えて来てるんだってさ」
「あそこは…住みやすそうな土地だからな」
「自然だけは豊かだもんね、美味しい物もあるし」
そんな話をしながら歩いて駅に着くと
何時もの時間のいつもの電車の
いつもの車両に乗り込んだ
最寄りの駅から電車にしばし揺られて
会社のある駅で降りて駅を出ると
何時も駅の見慣れた景色