第97章 ポリネシアンセックスをする話 中 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
杏寿郎が平日に最終日になるのではなくて
土曜日を最終日にしようと言って来て
この4日間を掛けて行った準備を
明日の金曜日の夜だけでは
勿体ないと言って来て
体験した人の感想にも
5日目のセックスには最低でも
2時間とか3時間とか掛けた方がいいとあったし
最終日は1日掛けるだけの価値がある…
とその経験者の人は…書いてたけど…
1日するセックスってどんななんだろう?
「何か…、杏寿郎…変わった?」
ポリネシアンセックスを始める前は
旦那さんが絶対に音を上げるじゃないかって
そんな風に思ってたけど
この旦那さんの顔を見ていると
旦那さんは旦那さんで
これがどう言う物なのかって言うのを
この4日間の間に理解が出来たみたいで
それが理解出来てるからこその
この申し出と言う事なのだろう
「変わった?さぁな?
奥さんから見て、俺は変わったか?」
……実はとある男性の書いたページが
気になって目を通してたんだが
その男性は日頃から 普通の恋人との
軽いスキンシップをするだけで
どうにも自分の性欲が抑えきれずに
相手を求める気持ちが強い男性だったのだが
マスターベーションも毎日の様に
何度もする程に持て余していた性欲が
ポリネシアンセックスを実践して
嘘みたいに無くなったと言うのを読んで
俺以上に持て余している
その男性に何があったのかと
これを始めるまでは俺も
半信半疑だったのだが
「奥さん…思ったんだがな」
返事を返さなかったからなのか
杏寿郎の方から話をし始めて
「うん?思ったって何を?」
「こう、そうする事に対しての
準備の様な物をするだろう?
愉しむと言う意味では、究極だと
言われるのも理解が出来るなと思ってな」
もたもたと杏寿郎の肩に
みくりがもたれ掛ると
「杏寿郎の事が、好きって気持ちも…。
この期間で、再確認できたしね。
私も、したいって言って良かったって思ってるよ?」
丁度お湯張りが完了したと
給湯器が知らせて来て
何時もの様にして一緒にバスルームへ向かった
お互いの身体と頭を洗い合いするのも
すっかりこれを始めてから
定番のお約束になっている
それからお風呂の間もキスをするのが
この4日間の間に
私と杏寿郎のお約束になっていて
前よりも更に…イチャイチャしてて
新婚さんらしくなってる気がする