第97章 ポリネシアンセックスをする話 中 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
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今日は朝こそはかなり冷え込んだが
午後には日差しもあって
残っていた雪も仕事を終えて帰る頃には
大分解けて無くなっていた
杏寿郎が家に帰ると
キッチンにはみくりの姿があり
何時もの様に出迎えてくれる
「あ、お帰り。杏寿郎。
牡蛎、買って帰って来てくれた?」
「ああ。こっちが、鍋用のやつで。
殻付きの生食用があったから買って来たぞ」
「じゃあ、殻剥いて、牡蛎ポン酢で
食べられる様にするね?」
県内産の殻付きの牡蛎を
すっかり手慣れた感じに剝く様になっていて
いつの間にか牡蛎ナイフも買っていたからな
剥いた牡蛎の身は塩もみして置いて
殻に盛り付けるから煮沸消毒して
ちょっとお洒落な黒い皿に殻を並べて
剥いた身を戻すとモミジおろしと
大根おろしとレモンを小さめにカットして
冷蔵庫にあった味噌汁に入れる
切って売ってるネギをその上に添えて
「はい、牡蛎ポン酢出来たよ~」
カウンターの上にソレを置いたので
ダイニングテーブルを消毒して
テーブルにそれを運んだ
「はい、これ、ミルフィーユ鍋もどきね」
みくりが言うには鍋を使ってなくて
耐熱ボールでレンチンしただけなので
これはミルフィーユ鍋ではないらしいが
これも運んでと言う意味なので
それを持ってテーブルへと運んで
「はい、こっちもお願いね」
そう言って大皿に盛りつけられた
鍋の具材を見て ある物が気になった
「これ、普通の豆腐じゃなくて
高野豆腐だよな?みくり」
「そうだよ~、今日は豆乳鍋だからね。
使うお豆腐は高野豆腐なの」
そう言いながら卓上のIHコンロに
鍋を置いてその中に豆乳で作った出汁を入れて
コンロのスイッチをオンにする
確かに肉は豚肉だったが
「それに、高野豆腐の豆乳鍋のレシピは
旭松のHPに載ってるよ?」
まさかの旭松の公式のレシピだったのか…ッ
具材は高野豆腐多めに
豚肉とたっぷりの白菜に
ネギとエノキとしめじと水菜と言う
シンプルなラインナップで
豆乳鍋には牡蛎を入れても美味しいと言うので
今夜は豆乳鍋なのだそうだ
豆乳鍋にした高野豆腐は
湯豆腐の様にふんわりと滑らかになるのだそうで
公式サイトのレシピとして紹介するだけはあるな
「高野豆腐は凍り豆腐って話は要る?」
高野豆腐の豆知識は要るかと聞かれて