第97章 ポリネシアンセックスをする話 中 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
駅まで着くと
最寄り駅まで電車に揺られて
行きつけのスーパーに向かった
昼に観た ニュースでは
スーパーの商品が無くなったりしてたけど
この辺りはその影響が出る程でなくて良かったな
昨日手羽元使ったから
今日はシチューは手羽先にするとして
クリームシチューとスパニッシュオムレツの
必要な材料を買って帰った
連日のおでんに今日のオムレツで
玉子ばっかりな気がするけど…まぁいいか
チューブの明太子が冷蔵庫にあるから
パンコーナーにあるスーパーの
自家製パンのコーナーで
ハーフのバゲットを買って帰って
明太子トーストにしようかなぁって
チーズもあるから一緒に乗せて
明太子チーズトーストにしようっと
冷凍の里芋と中条の家からの
大根はあるからイカが安かったら
イカと一緒い煮物にして置いて
無かったら牛筋を…買って来て
鳥ガラの出汁を取る時に
一緒に牛筋を煮て置けば
ある程度まで柔らかくなった牛筋と
牛筋大根に出来るな…とか
どっちがいいかは牛筋とイカを見て決めよう
牛筋大根も杏寿郎は喜んで食べてくれるしね
「今日は…シチュ~♪」
スーパーで買い物をして
家まで歩いて帰って
買って来た鳥ガラと適当な野菜くずも
調理してる時に集めてあるから
古くなっちゃったら捨てるけど
エノキの根元とか人参のヘタとか
大根の先の方とか皮とか
ジャガイモの皮とかそんなの
別に鳥ガラ入れなくても
この野菜くず達だけでも野菜の香りと
自然の甘さのあるスープが取れるんだけど…
今日は定時に帰れたので
みくりを驚かせようとして
そっと家に入って来たのだが
何故かみくりはキッチンで
袋に入った生ごみを眺めていて
圧力鍋に玉ねぎの皮やジャガイモの皮を
躊躇いも無く入れていて
それに水を入れて鍋で煮るつもりの様で
「あ。杏寿郎…、戻ってたんだ。お帰り」
「ああ、ただいま。
なぁ、みくり。今日はシチューだよな?」
「そうだよ?言ってたでしょ。
今からクリームシチュー作るんだよ?」
みくりは錬金術でも使えるのか?
この野菜くずを鍋に入れると
クリームシチューになるのか?
「それ…どうするんだ?鍋の中身…」
「ああ、これ?これは…今から
シチューの出汁を取る所だけど?」
見る?と言いたげに
その鍋の中身を見せて来て
「野菜のヘタ…と、皮…だな」