第97章 ポリネシアンセックスをする話 中 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
みくりの項をくすぐる様にして
スルスルと背中を撫でおろして行く
ビクッと自分の腕の中で
みくりの身体が跳ねて
その反応がまた愛おしいと感じてしまって
ギュウウっと強く抱きしめると
「んぁ…、ん…、はぁ…ッ」
元々感じ易い身体をしてる奥さんの
感度がいつも以上に上がってるのが
そうしてる杏寿郎の方にも分かるから
「みくり、もっと…触れても良いか?」
「…う、…ん、触って?杏寿郎…」
「みくり…、肌が…熱くなってるな…」
いつもなら…そうし始める辺りは
どちらかと言うと ひんやりとした
身体の表面の温度を自分の手に感じるのに
今夜の奥さんは…既に芯から
全身が熱くなる程に なってるんだなと思うと
女性は身体よりも
心で感じる生き物だと言うのを
どっかの何かで見た事があるが…
昨日からのあれで…奥さんは
身体への刺激…ではなくて
心の刺激…で 感情が昂って居ると言う事が
自分が触れている部分の温度で
俺の方にも感じ取れるから
「んっ、杏寿郎…ぅ…、あ、ん…」
ゆっくりと時間を掛けて
ちゅ…っと小さく音を立てながら
杏寿郎に丁寧に全身にキスを落とされて
感じさせる為の愛撫ではない
愛情を伝える為の愛撫…に
心の中からトロトロに溶かされて行く様な
心地良い刺激にうっとりとしてしまう
身体をベッドにうつ伏せにさせられて
項から順番に背中にキスを落とされて行く
「奥さんは…、元々背中…、好きだもんな」
「杏寿郎…、私も…っ、杏寿郎に…キスしたい」
杏寿郎に全身をそうして貰ったのを
返す様にして ちゅ…ぅちゅ…っと
音を立てながらキスを
杏寿郎の身体に繰り返して行くと
「俺は…、奥さんにこんなにも
愛されてたんだな…、みくり」
「杏寿郎…、愛してる…よ?」
自分の昨日から今日のこれで
募りに募っていた感情を
言葉にして乗せて伝えると
「俺も、奥さんの事を愛してるがな?」
「もっと、愛してるって、言っていい?」
奥さんに愛してるをもっと言いたいなんて
そんな事を言われてしまって
普段の俺ならこのまま朝まで
抱いてしまいたいと思う所だが…
ここは…金曜日の為に…とぐっと堪えて
「ああ、いいぞ?何度でも…言ってくれ」
キスをあちこちに落としつつ
愛の言葉を囁き合って
求めあうままにキスする