第97章 ポリネシアンセックスをする話　中　お相手：煉獄杏寿郎現パロ

その頃　杏寿郎も食堂で昼食を済ませて
自動販売機でコーヒーを買って
そのコーヒーを飲みながら
スマートフォンでポリネシアンセックスについて
書かれているページを幾つか流し読みをして

奥さんが昨日あんな風に俺に
サービスをしてくれたのもあるし
珍しい奥さんの方からの
”こんなのがしてみたい”と言うご希望なので

その得体の知れない

未知なる

ポリネシアンセックスとやらを

奥さんの満足の行く形で
実現させてやりたいとは
俺としても思うのではあるのだが…

如何せん俺にはそれをした経験もなければ

具体的な知識もないんだがなぁ…

割とざっくりとしたサイトには

最初の１～４日は　

性器以外の場所への愛撫に留めて置いて

見つめ合ったり　キス　ハグや
マッサージやお喋りをしたりするのに
最低でも１時間の時間を掛けると言う物で

細かく書かれているページには
初日の１日目について
許されている範囲がサイトによって違っていて

一番　範囲の狭いサイトでは初日は

裸になって見つめ合い　会話のみに留めるとあって

また別のサイトには　初日は

同じ様に裸になって見つめ合い　
抱きしめ合うとあり　会話と言うよりは
お互いを感じ合うのに時間を掛ける様にとあって

もうひとつ見つけた別のサイトには

初日は裸になって抱き合い
お互いを見つめ合う
マッサージをしたりお喋りをしたり
軽いキスまではしてもいいとある

３つのサイトを見比べても
許される範囲が微妙に違うのだが

とりあえず　裸になって見つめ合って
抱き締め合うのが正しいのだろうが

３つのサイトを纏めると
２人の時間を楽しみながら
信頼を確認し合う為の時間らしい…

妊娠中は夫婦のコミュニケーションも
無理にセックスや　挿入に拘らずに
別のスキンシップを図るのが大事だとは
あったにはあったので

この４日間は…

セックスって形に捉われずに
夫婦の時間を楽しむ方法を
一緒に考える為の時間と
捉える様にして臨めば良いのかもな

と自分なりの考えが纏まった所で
杏寿郎がスマートフォンを
自分のポケットに戻すと
知らぬ間に冷めてしまって居た
残りのコーヒーを飲み干して
その紙コップをゴミ箱に捨てて
その場を後にした



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その日の午後の仕事も終えて


杏寿郎が家に帰ると