第97章 ポリネシアンセックスをする話　中　お相手：煉獄杏寿郎現パロ

去っていく炭治郎の背中を見送って
しばらくその場で佇んでいて

ハッとしてみくりは
自分の部署へと向かった

自分のデスクに着くやいなや
沢渡係長に呼び出されて
いつもの部署の中にある
小さな会議室に連れて行かれて

「前もって俺から、
話をして置こうと思うんだがな、煉獄」

「はい、何でしょうか？沢渡係長」

「お前が安定期に入ったら…なんだが、
企画・映像制作部の方の部署に
依頼が来てる。中条市の子育て支援の
PRの動画の制作の案件のな。モデルをな
先方がお前等夫婦をご指名して来てるから」

先方も何も…それ…成瀬さんじゃないかと
みくりは言いたくもなって居たが

「あの、アクアトピアのCMも
かなり評判が良かったらしいしな。
そっち関連の方で、お前を撮影モデルに
起用する話とかもあったみたいだがな？」

沢渡係長が言うに　その話は
私の耳には入ってなかったので
旦那さんが上手く断ってくれたんだろうなって

とりあえず　中条市は自分の出身なので
その話は受けると沢渡係長には伝えて

（断ると断ったで成瀬さんが本気で
この会社を買収しそうな気がするから）

安定期に入ったら杏寿郎と
一緒に仕事する機会が増えそうだなぁって
そんな事を考えながら
その日の午前中の仕事を終えると

お昼休みになって
お弁当のカンパンといちごを食べながら

ポリネシアンセックスについて
書いてあるサイトに目を通す
あるサイトに行きついて
日本人の生活スタイルには
向いてないと言うサイトもあって

セックスレスが改善されて妻から
行為を求められる様になりましたの様なのもあれば

上手く行かなかった例…の様な物もあって

実際に上手く行くのかも定かではないし
その４日間をムラムラしても我慢が
出来るのかって言うのもそもそも分からないし

でも…今の感じだと…その内…に
週末だけじゃなくて平日にもってなって
それが…水曜日…だけじゃなくて
２日に１回になって　
それが毎日に…って言う
結婚した時…の様なパターンが

今の妊娠中の夫婦の営みにも…起こるのではと

そんな心配を私はしてしまってるんだけど…


でも　明かりを落として
アロマを部屋に充満させて
ベッドにプルメリアの造花を並べて
ポリネシアぽい音楽をBGＭにすれば…
真冬の日本でも…それっぽさは出るのかな？