第95章 ピックアップお礼 ある1月の日 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
夕飯を済ませて後片付けをして
お湯張りをしながら
食後の一服の時間をソファで過ごす
お風呂を済ませれば…そうする…訳で…
旦那さんになってからも
そうなる前だって…杏寿郎とは…その
何度だってしてる…のに…数百回とかの
単位…でそうしてる…と思うんだけども…
「もしかして…、緊張してる…のか…?」
「変…だと、思う…よね?こんなの。
杏寿郎とちゃんとするの…、久しぶりだからかな?」
「いや、俺も…正直、緊張してる…からな。
実際…ちゃんとそうするのは久しぶりな訳だし。
君の体調だって、絶好調…でも無いし…それに」
お腹が目立つ訳じゃないから
外から見ても居ると言う感じはしないが
私が感じてる緊張と同じ様な感じの物を
杏寿郎も感じて居る様だった
問題は無いともあるし
流産とかとは無関係だとはあったし
その…私が…イってしまっても
問題は無いとはネットにはあったけど…
お湯張りが完了したと
給湯器が伝えて来て
一緒にいつも通りお風呂に入って
杏寿郎に髪の毛を乾かして貰えば
後は…その2階の
ベッドルームへ向かうだけしか無くて
ベッドルームに来たは良いが
ベッドにはみくりは入らずに
ベッドの端にちょこんと座っていて
俺も同じ様に座ってるんだが
妙にいつもよりも遠い距離に座られてしまって
「なぁ、遠くないか?みくり。
夫婦なんだし…、喧嘩してる訳でもないんだぞ?」
杏寿郎に距離が遠くないかと
尋ねられてしまって
身体一つ分距離を詰めて来るが
それでも遠いんだがな…まだ
「みくり。その…今からそうする…んだがな?」
「う、うん…そうですね…。
そっ、それが…何…なの?」
「その、君が…不快な感じがしたりだとか。
痛みとかがあったら…、言ってくれるか?」
「そんな風に…言われたら、
初めてする…みたいじゃない?」
「ある意味…、初めてする…みたいな物だろう?」
そう言いながら杏寿郎が
身体一つ分の距離を詰めて来て
ぴったりと隣同士に寄りそう形になって
伸びて来た腕に肩を抱かれて
引き寄せられてしまって
「それは…、そうなんだ…けどさ…」
「そんなガチガチに緊張されると、
こっちまで、緊張してしまうんだが…」
ギュウッと杏寿郎のパジャマを
みくりが握りしめる様に掴むと
「杏寿郎…、キス…して?」