第91章 年末年始のお話 年末編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
って 違う違うッ
鏡の前でポーズを取って
鏡で別のアングルからも確認しながら
グラビアアイドルごっこをしてる場合じゃない
あんまり遅いと杏寿郎が
心配して降りて来るかも知れないしね
こんな所見られたら 後で何を言われるか…
そっと…ベッドルームのドアを開けると
杏寿郎が少しだけ…明かりを落としてくれていて
アレクサにムードのあるBGMを
邪魔にならないボリュームで
流して貰っていてくれた様で
アロマディフューザーからは
オリエンタルなサンダルウッドの香りがする
「時間あるし、オイルマッサージする?
まだオイル…沢山あるよ?イランイランのなら
すぐに使えるから、ブレンドしなくてもいいし」
「そう言うのあるだろ?家に来て貰って
リンパのマッサージしてもらう感じのやつ…」
「えっちなやつ?」
「……どうなんだろうな?
口とか手で抜いてくれる訳ないから
位置的には風俗では無い扱いだぞ?」
所謂 メンズエステマッサージってやつだろうけど
「偶にいるでしょ?大阪駅の辺りに…
そう言う如何わしいピンクな感じの
お店にスカウトする人…」
「声…掛けられた事あるのか…?」
「若い子に片っ端から声掛けてるんじゃないの?
ああ言うのって、ずっと声かけてたもん
じゃあ、素人のマッサージだけど…する?」
「胸とか…で…して貰うとか…はあるのか?」
要するに胸にアロマのマッサージオイル付けて
マッサージをして欲しいと言う事らしく
「とりあえず…、
普通のマッサージをしてからね?」
「だったら…、オイルで…」
ある事をして欲しいと杏寿郎が言って来て
メンズエステマッサージでは定番の
マッサージの仕方らしいけど…
そこをマッサージしたら その後が…
凄い沢山でるって話を…
職場の風俗好きのある先輩に聞いたらしく
それを試したいと言うので
オイルを自分の手にたっぷり乗せると
杏寿郎の腰の辺りに跨って
そのオイルを背中に馴染ませて行く
イランイランのオイルの香りが…
杏寿郎と私の手の体温で
オイルが温かくなって立って来るから
背中をマッサージして
それから足元に回って
足の指から足の裏…をくすぐったくない様に
強めの力でマッサージをして
足首へと集めて行くと
手で温めたオイルを両足に伸ばして
足首から片足ずつ両手で
膝まで扱く様にしてリンパを流して行く