第91章 年末年始のお話 年末編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
時刻も21時になって…
今年も残す所 3時間あまりになったのだが
「そろそろ、風呂に入るか?
お湯張りも…出来てるだろう?」
「うん、お風呂の用意して来る」
「いや、俺も入るんだからな。
俺も、上に着替えやら取りに行くけどな」
お風呂に入る用意をして
「柚子…、また届いたからお風呂に入れる?」
黒豆とかと一緒に貰い物の柚子も
送って貰った様で柚子湯にするかと
みくりがこちらに声を掛けて来て
「ああ。そうだな、柚子入れるか。
柚子湯にすると、身体が温まるからな…」
「みかんの皮…干しといて、
今度はみかん風呂にする?
そのままのみかんを洗って
入れる方法もあるらしいよ?」
「風呂に入れたみかんはどうするんだ?」
「お風呂に入りながら食べるんだってさ…」
「…風呂に浸かりながらか?」
みかん風呂のやり方は3パターンあって
剥いたみかんの皮をパックに入れて使うパターン
もう一つは みくりが言っていた
剥いたみかんの皮を乾燥させて
パックに入れて使うパターンと
最後の1つはフレッシュなみかんの
表面を洗って そのまま湯船に入れる
そのパターンがあるらしいが
「うん、食べるみたいだよ?みかん」
「よし、入れよう。みかん」
とりあえずみかんを3つ入れる事にして
みかんの表面を洗うと
お風呂に入れた物を食べるのって
汚い気がするんだけどな…
皮が付いてるからセーフなのかな?
今…湯船には柚子が3つと
みかんが3つ ぷかぷかと浮いている
柚子はネットに入れてたんだけど
みかんもバラバラなんだしと
杏寿郎がネットから柚子を開放したから
湯船の中で好きな所に行ってしまって居る
「ここに一緒にアヒルでも浮かべるか?
あの黄色いアヒルの形の
バスライトもAmazonにあったぞ?
どっかにあったよな?アヒル100個の風呂」
どこかのホテルとか旅館とかで
そんなサービスをしてる所あったな
テイクアウトしていい所とかもあったような?
「それもう、アヒル湯じゃん。
じゃあさ、アヒル湯の効能は何なの?」
「テンションが、上がるだろ?」
確かにこの旦那さんなら
ノリノリでアヒルに埋もれたりとか
湯船の縁に綺麗に整列させて
アヒル風呂を楽しんでそうだな…
「100匹のアヒル湯…」
そのアヒル湯に入ってる
旦那さんの姿を想像する