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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第91章 年末年始のお話 年末編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



組み立てたコタツにコタツ布団をセットして
コンセントを入れてスイッチをオンにする

「とりあえず…、入ってみるか?」

「わぁーい、こたつだぁ。
でも、良かったの?コタツ」

「この年末年始は…特に、
これと言った何の予定も無いからな」

みくりの体調が落ち着くまでは
あっちの家にもこっちの家にも行けないし

「こたつ、こたつ」

嬉しそうにコタツでぬくぬくしている
奥さんを見て居ると
やっぱり買って来て良かったなと思うな

「こたつだったら…みかんが欲しいよね?」

「…奥さんは俺を誰だと思ってるんだ」

「もしかして…、あるの?みかん」

「カゴは、1000円だがな。
こたつには必要なオプションじゃないのか?」

そう言いながら買って来たカゴを
アルコールのウエットティッシュで拭くと
その上に小粒のみかんを並べて行く

「小粒みかんだッ、箱で買ったの?」

「正月って感じがするだろ?
みかん箱で買うと」

「うち、ふたりだけ…だよ?」

多すぎないかと言いたげに
みくりが杏寿郎に言って来て
言ってから あ っと声を上げると

「みかん、あれにしようよ。冷凍ミカン。
昔給食で食べたでしょ?冷凍ミカン」

「明日は正月になるんだし、
七輪で餅焼くだろう?
ついでにみかんも焼くか?」

冷凍ミカンに焼きみかん

「冷凍ミカンも美味しいし…
焼きみかんも…美味しいし…」

はわはわとみくりが
嬉しそうで幸せそうでいて
困った様な顔をしていて
奥さんの脳内では このみかん達が
私は冷凍ミカンになりたい
私は焼きみかんになりたいと
奥さんに訴えかけているのかも知れないが

「焼き餅のお雑煮…美味いだろう?」

「焼き餅ッ、焼いた餅?
焼いた餅を入れるんだったらっ
お雑煮はおすましにしないと…ッ。
焼いたお餅にはすましが合うよ」

「ん?中条はすましなのか?」

「え?いや…お味噌だけど…家は。
でも杏寿郎は京都だから、白みそでしょ?」

杏寿郎がスマートフォンで
何かを検索すると

「関西は白みそで関東はすましなんだろ?
地域によっては小豆雑煮だったり、
香川はあんこ餅を使うらしいぞ」

「小豆雑煮について詳しく…
それは、ぜんざいじゃないの?」

聞きなれない小豆雑煮と言う物について
奥さんが詳しく聞きたいと言うので
小豆雑煮のページを開いた
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