第90章 今年のクリスマスは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
自分の出した白い物で
トッピングするのかデコレートするのか
そんな事は私にはわからないけど…
ベタベタしそうだし
生臭そうだし
乾燥したら乾燥したで
固まってカピカピになりそう…
「ホワイトクリスマス…?超、局所的な」
「ここだけ、雪の予報か?
ああ、それも大雪だったりしてな」
大雪…のホワイトクリスマス……か
旦那さん タフ過ぎないかな?
そう言えば… この旦那さんの
打ち止め…は 何回なんだろ?
6回はした事あるし 7回でも大丈夫そう
8か…い とか 9回…とか?
まさか…10回…でも 大丈夫…だとか??
「ん?みくり、どうしたんだ?
恐ろしい物でも、見る様な顔をしながら
何で俺の顔を見るんだ?今夜はたっぷり
抜き尽くしてくれる約束だっただろ?」
ニコニコと笑う 旦那さんは
全くの疲れ知らずの顔をしていて
杏寿郎が…今までの歴代の彼女さん達と
上手く行かなかった理由…って
この感じで…何度も何度も
えっち…してた…から…?とか??
なんて そんな事を考えてもしまわなくも無いが
ぽんっと頭の上に手を置かれて
よしよしとその手に撫でられる
「まぁ、そう言いたい気持ちがなくも無いが。
いつまでも奥さんを薄着で居させるわけにも
行かないだろうからな?風呂に入って
身体を温め直してから。一緒に温かくして寝よう」
さっきそうして欲しいと言って来た時と
彼の表情も口調も違っていて
穏やかな笑みを浮かべながらそう
こちらに優しい視線を向けて来るから
こっちが何も言えないままで居ると
むっとした顔を杏寿郎に向けられてしまって
「どうせ、俺が、そんな事を突然
言い出すなんて、信じられないとも
君は言いたいんだろう?」
図星だったので 思わず うん…と
彼の言葉に素直に頷いてしまっていて
頷きながらある事に気が付いた
「もしかして、自覚…出て来た?とか…」
「まぁ、その前より痩せた身体見たらな…。
今日はいつもより食べてくれてて
こっちも安心したが。君が好きでもない
チョコミントアイス食べたり、好きな
カニもどうでも良くなる様な変化を
こっちも目の当たりにしてるからな」
一緒に 産婦人科のエコーで見た
俺とみくりの子供が
みくりのお腹の中に居るんだと思えば
みくりは既に母親らしくなって来てるが