第89章 今年のクリスマスは… 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
控え目な主張し過ぎない
サイズ感でありながらに
ダイヤモンドとしての確かな存在感を放っていて
「いいな、似合ってる。
そのネックレスも、…それから
そのニットワンピースもな…。
似合うには似合うんだが、問題もあるな」
「問題?って何が問題?
サイズが合ってないとか?」
じっと視線が…胸の辺りで重なって
Vの字になって居る谷間の辺りに注がれていて
「その恰好で、フレンチだろ?
俺から観た眺めがかなり絶景になりそうだがな。
今よりもっと、そこを強調する事になるぞ?
まぁ、ここは幸い個室だし、
テーブルの向きからしても、俺が観る位だがな」
そう言いながら 胸元が開き過ぎだと
指摘しながらも 視線を感じるから
「だっ、旦那さん…見すぎッ…」
「仕方がないだろう?俺だって男だぞ?
こんな物は見飽きる程見てるだろうと、
君は言いたいんだろうとしてもな。
そんな物が、目の前にあったら。
見てしまうし、見たいと思うもんだろう?」
そう熱い口調で語られてしまっても
私にはその旦那さんが力説する
おっぱいが見たい心理は理解はできないので
「わっ、割と…、普段から
服引っ張って覗いてる気がするけどッ…」
「奥さんは、そんな素晴らしい。
良い物をお持ちなのに、
何かと出し惜しみするだろう?」
そんな話をして居ると
前菜の盛り合わせが運ばれていて
数種類の前菜と 1缶丸々キャビアが付いていて
「杏寿郎さん?かなり前菜が
お贅沢なのですが?これ…全部いいの?」
「ああ、そう言うコースだからな。
いいぞ?キャビア食べられそうか?」
塩味が効いているとは言えど
独特の香りと言うか
匂いと言うべきなのか
生臭さはするからなキャビアは…
奥さんが嬉しそうにキャビアを
添えられているクラッカーに乗せて
食べていたから 伊勢海老が良くて
カニがダメの理論からすれば
生臭い感じの物がダメと言う訳でも無いのか
前菜のキャビアは残った分は
全部美味しく頂かせて貰ったが
ちょっとずつ色んな物が ある方が
みくりも食べやすいらしく
「美味しい…」
「ああ、そうだな。美味いな。
奥さんが美味そうに食べてるのを見てると、
料理の味も、数割増しに感じるな」
前菜の次には
トリュフとフォアグラのパイ包みが
運ばれて来て 目の前のその皿からは