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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第89章 今年のクリスマスは… 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



みくりが安定期を迎える
妊娠16週になるのは
2月の22日辺りになるから
冬から早春になる頃になるし
寒いながらに寒さも和らいで来る訳で

それでは遅いと言いたい気持ちも分かるが

そんな話をしながらに
俺の肩に持たれたままで
うとうとと頭をもたげ始めていて

「ホラ、今も、もう眠くなって来てるだろう?
それにしても、部屋の温度、上げるか…
明日は雪の予報だったが、冷えて来たな」

エアコンは付いて居るが
冷えている様に感じて
杏寿郎がエアコンの設定温度を
リモコンを操作して上げると

「これで、大丈夫だな。奥さん…
このまま横になって休むといいぞ」

もう半分眠たくなっている様で
みくりが杏寿郎の言葉に
目を擦り擦りしながら頷くと
そのままもぞもぞと布団の中に
自分の身体を納めて行って

「ふぁ…、おやすみ…ぃ…、杏寿郎…」

「ああ。おやすみ。俺の奥さん」

ちゅぅ…と頬やこめかみに
おやすみなさいのキスを落とすと
ふふふふと嬉しそうに笑いながら
みくりが少し身じろいで
そのまま 微笑を浮かべたままで
すぅすぅと寝息を立てて眠ってしまった様で

身体を冷やさない様に
みくりの肩まで布団を掛けると
そのまま眠って居る 
みくりの寝顔をしばらく眺めていた

そうしている内に 眠気を感じて来て
その隣に自分の収まると
暗めにしていた部屋の明かりを落として
自分も眠りに落ちて行った



ーーー
ーー



2022年 12月24日

今日は お昼は神南港から出ている
クリスマスのランチクルーズのチケットを
木崎先輩から貰ったらしく
お昼前にあっちに着けばいいからと
ちょっとゆっくり目に起きて
朝ご飯の支度をしていると
杏寿郎が起きて来て

「杏寿郎、おはよう。
クリスマスのプレゼントが届いてたよ?」

そう みくりが言って
窓の外を見る様に促して来て
リビングから中庭に出られるガラス戸の所の
カーテンを杏寿郎が開くと

家の中庭は 薄っすらと白く雪化粧をしていて

「雪か…、もしかしたら
雨が雪になるかもと言う予報だったが。
雪が降ってたんだな。
通りで昨夜は冷え込んだ訳だ。
それにしても、ホワイトクリスマスか…」

「二田は雪でも、あっちは無いだろうけどね」

二田市から神南港市は
車で30分程の距離にあるが

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