第89章 今年のクリスマスは… 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
カニは無理そうだが
伊勢海老は食べれそうと
言って居ただけはあって
いつもより食が進んでいる様で
こっちも見てて安心したんだが
ある程度食事が進んだ頃に
「明日は、ちゃんとしたのをね
用意してるんだけどね?
ちょっとしたプレゼント…あるよ?」
そう言ってクリスマスのラッピングを
されたある物を渡して来て
「これさ、使い切りだったんだね
何回も使えないんだってさ」
赤い袋の中に赤い物が見えて
ドラッグストアのコンドームの辺りに
一緒に並んでる例のアレだとは気が付いたが
良く見る赤いパッケージのTENGAと
玉子型の物と薄型の袋入りのを
わざわざアソートして来る…のかと
「種類がありすぎてさ、
どれがいいのか分からなくて…ね?
色も形も違うし、これとかこれは安かったよ
こっちの袋入りは携帯用らしいよ?」
袋入りのタイプは外の袋の色毎に
内部構造が違うのが6種類あると
みくりが説明をして来て
「俺はこれでひとりでするって事か?」
「それでもいいし、これ…使って
私が、お手伝いも出来るかなぁって」
多分 悪阻があるから
吐き気がしてお互い気まずくならない様に
手伝える方法を考えてくれたのかも知れないが
筒状になった形のを取り出すと
「これとか、こっちが
使うのにいいかなぁっ~て」
「口が難しいからか?
口で無くても、手でもいいが…な。
折角だから、この奥さんのプレゼントは
明日の夜に…使うか?これで、奥さんに
明日は抜き尽くして貰えるんだろう?」
「ええっ、全部明日使うのっ?」
「ダメなのか?まぁ見て貰うのもいいがな」
「見る…の?」
そんな オナクラ…の様な
プレイでもいいと言われてしまったが
ひとりでするのは寂しいって意味…かな?
「見られながら…よりは、
欲を言えば、して貰える方が良いがな」
「あ、明日?」
「今日は、無いのか?」
「じゃあ…ちょっとだけ…ね」
夕飯を食べ終えて
奥さんにちょっとだけ…お手伝いもして貰って
腹もそっちも
そうするには足りない感はするが
満たして貰うには貰ったんだが
食べ終わった後の皿の
洗い物を俺がして居るその隣で
みくりが明日の朝ご飯用に
伊勢海老の頭で出汁を取って
味噌汁を作っていて
伊勢海老のいい香りが
キッチンを満たしている
「うーん、いい香り~」