第88章 今年のクリスマスは… 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
すっかり 忘れてしまっていた
「まぁ奥さんの方から、
そう言ってくれたんだしな。
それっぽい事でも…するか?」
「…うん…、そうだね…、したい…な」
家に戻って来て
玄関で靴を脱いで
そこから数歩上がっただけの場所で
玄関の壁に背中を預けて
杏寿郎の肩に腕を回しながら
深い方のキスをして
お互いの舌と舌を絡め合う
凄い…久しぶりに感じる
こっちのキス… したの…も
「んんっ…、ふ…はぁ、…ぅん」
「…ハァ、みくり…」
杏寿郎の手がスルスルと背中を這って
その手が腰を撫でつけて来る
ビクッと腰を撫でられて
反応してしまって身体が跳ねる
「みくり、少し…痩せたか?」
「…う、ん、…ちょっと…だけ…ね」
「どれぐらいだ?1キロじゃないだろ?」
「……えっと、2キロ…程…、かな?」
元々 奥さんは女性にしては
結構量を食べる方だから
明らかに食欲が落ちてたから
食べれないのに
いつも通りの生活してるんだし
痩せるのは痩せるんだろうな
体重が落ちてたから
産婦人科の医者も奥さんに
悪阻の様子を聞いたり
入院しないといけない可能性も
これから悪阻のピークである
妊娠8週~9週を迎えるから
そう言って来たんだろうが
身体はほっそりとした感じがあるが
着ていた服の上から
胸の膨らみに手を乗せると
むしろ胸の辺りは質量が増している様にあって
「ん?身体は…痩せてるのに
こっちは、大きくなってないか?」
「んんっ、妊娠の6週頃から
ホルモンの関係で、
おっぱいが張りやすくなるんだって」
ひんやりとした感覚を感じたと思うと
服の裾から杏寿郎が中に入って来て
「ちょっと、服が伸びちゃう…ッ
どこに、入ってる…のよっ、杏寿郎?」
気密性が高いから
暖房無しでもそれなりに
家の中の室温は保たれては居るが
服を脱いで裸にはなれない程の室温なので
「ここの先も、大きくなって黒くなるんだろ?」
「ホルモンの関係で、
メラニン色素が増える…んだって。
先が大きくなるのもホルモンの関係らしいよ?
メラニン色素が集まると、黒くなるけど
皮膚が丈夫になるらしいから。
赤ちゃんが産まれた後におっぱいを吸う為の
準備…なんだってさ。本…に載ってた…よ?」
「じゃあ、確かめないとな…
奥さんの身体がちゃんと準備出来てるか」