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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第87章 世界で一番僕の姉さん お相手:若干逆ハー気味 現パロ



「帰ろう?姉さん」

「え、あ…、うん…。すいません、宇髄さん。
折角お誘い頂いたのに、ごめんなさい」

謝るみくりに対して
宇髄がひらひらと手を振って

『いーの、いーの。じゃあ、今度は
天元お兄さんの、ご飯食べに来るって事で。
ね?それなら、いいでしょ?みくりちゃん』

「宇髄さんの…ご飯…ッ、はい、是非」

ジト――――ッとした視線を
みくりの隣の無一郎が宇髄に向けていて

『そっちはそっちで、相変わらず?
昔は、お前だって、お兄ちゃんお兄ちゃん
言ってくれてたのに、酷くない?
天元お兄さん、泣いちゃうよ?』

「別に…、僕は、姉さんが居れば
それで、十分ですので。失礼します」

そう言って無一郎が ペコっと
宇髄に対して頭を下げると
そのままみくりの手を引いて
自分の家に入って行ってバタンっと
大きな音を立てて玄関を閉めて鍵を落とされる

『随分、嫌われちゃってる感じ?
筋金入りのシスコンになちゃってるじゃん』

ポリポリと後頭部を掻きながら
宇髄がそう言うと自分の家に戻って行った


家に戻ると ベランダに

朝に干していた 洗濯物を取り入れる

家のベランダは屋根が付いてるから

少々雨が降っても 

余程の横殴りの雨でなければ洗濯物は濡れないから

朝に洗濯して ベランダに干して出てるんだけど


「あれ…?また、下着…足り…ないな。
今日、風…、吹いてたのかな?
お隣さんの家に、飛んで行ってないといいけど。
ピンクのイチゴ柄のブラジャー…、
お気に入りのやつ…だったのにな…」

可愛らしい柄のブラとパンティのセットのやつ

大学生の宇髄さんが見たら

子供っぽい下着だって笑われちゃうかな?

干していた別の白の花柄の
パンティを手に持って
ピローンとみくりが広げると

しげしげとその下着を眺める

「みくり姉さん、この後どうするの?」

夕飯の下拵えを むいくんに任せてたんだった

「ごめ~ん。ありがとう。むいくん。
ねぇねぇ、最近ね、私の下着ばっかり
風で飛ばされちゃうみたいなの。
靴下は大丈夫なんだけどね。
新しい、ピンチハンガー買った方が良いかな?」

「飛ばされるんだったら、中に干せば?
下着ばっかり無くなったら、
付ける下着無くなっちゃうよ?」

「ノーパンになっちゃうかも?」




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