第85章 秋は巣ごもり 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
「んんっ、ぅ、ん?…杏寿郎…?」
擦り付けていたまま
挿入して来るのかと思って居ると
ピタッとその動きを止めて
むくっと杏寿郎が身体を起して来て
「大事な事を忘れる所だった」
ここに来て大事な事を忘れてたって
一体何を杏寿郎は忘れていたのかな?
「……え?大事な事…って?」
「折角の巣ごもりなのに、肝心の
巣ごもりをしてなかっただろう?」
え?巣ごもりなのに
巣ごもりして無かったの??
え??今までしてたの違ったの?
こっちの身体を布団の上に横にさせたままで
グイっと片足を高く抱え上げられてしまって
こっちは横向いてるのに
杏寿郎は正面からだし
いすか取りだったらこんな風に
足上げたりしないし
足を交差させないから交差位でもない
「したことあるか?巣ごもりと言うらしいぞ?」
「無いよッ、ある訳ないでしょっ。
杏寿郎がした事ないんだったら、無いよッ」
「俺が思うにだが…、な。
きっと、奥さんは巣ごもり気に入ると思うぞ?」
そのままの体勢で杏寿郎が
自分のペニスを中に沈めて来て
ゾクゾクっと寒気にも似た様な
感覚が中の壁から身体を走って行く
ブルブルと嫌々をする様にして
みくりが首を左右に振って
沈めている途中で杏寿郎を止めて来て
「どうした?みくり、痛かったか?」
「……ううん、…違…ぅのッ、
これっ、ヤバ…いやつ…、んあぁ、ダメなんじゃ…」
「だから、言っただろう?
奥さんが好きそうなやつだって。
奥さん、いすか取り好きだもんな。
いつもと違う場所と角度で感じる旦那さんも、
悪くは無いんじゃないのか?みくり」
ブルブルっと快感で身体が震える
杏寿郎がそう言う通りに
お互いの身体の向きが違うから
杏寿郎のをいつもと違う場所で感じる
種類の違う快感 知らない快感
強烈に鮮烈に彩られて
自分の脳をその色が塗り替えて行くみたいだ
「ふぁ、あぁ、あ、あぁ、はぁあぁあぁんっ」
そのまま ググっと腰を押し込んで来て
グイグイと亀頭を子宮口に当てたままで
小さな円を描いて擦られる
「んぁ、あぁぁんっ、はぁ、あぁぁああんっ
これっ、ダメッ、んぁ、知らない…っの」
「知らない?知らないだろうな。
今、初めてしたからな、俺も。
けど、奥さんの中も、顔も声も
知らない割には、悦さそうに見えるがな?」