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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第1章 30分と30分 お相手:煉獄杏寿郎


そう言って 彼に腕を掴まれて
近くの空いている病室へ
手を引いたまま連れて行かれる

中に入るなり
ガチャっと鍵を落とされて

「ここなら、邪魔も入らないな。みくり」

「杏寿郎さん?」

「俺がどんな思いでひと月過ごして来たか、
君は知るといい…。
どれだけ君に会いたかったか」

「そんな!私だって会いたかったに
決まってるのっにっ、んんっ?」

言葉を最後まで言わせても貰えず
唇を塞がれてしまった

ああ 久しぶりだ この口付けの感触

杏寿郎さんの 口付け

その一ヶ月の分を埋めるような
濃密な口付けに頭がクラクラとしてくる

「んっ、…ふっ、あ、んん…」

重ねてるお互いの唇の隙間から
みくりの甘い声と 
どちらのとも呼べない唾液が溢れて
みくりの頬を濡らす

「みくり…」

いつもよりも低い声で名前を呼ばれて
自分の顔を覗き込んでいる
杏寿郎に目を向けると

「声は…抑えられるな?」

そう 確認を取るかの様に囁かれて
その言葉に みくりは頷いた

「でも…もし…漏れてしまったら…誰かに」

そう私が 話してる間も
彼の手は私の太ももの辺りを
弄るように撫でていて

ゾワゾワとした感覚が体を走る

「久しぶりな分、ゆっくり君を
堪能できないのは、少々名残惜しいが
…今回は仕方ない」

首筋に舌を這わされて両手で服の上から
ちょっと乱暴に両方の胸を揉まれる

「みくり…、君は可愛いな」

「あっ、んっ…はぁんっ…」

声を必死に抑えようとしてるのか
小さな声で喘ぐのもまた可愛らしい

再び唇を塞ぎながら
舌を舌で絡め取る

彼女の太ももの付け根に
自分の太ももを押し込んで押し付ける

「ふつ、あっ…んん、はぁ…あっ…」

ガクガクと膝を震わせながらも
快感に堪える様は

なんともそそられる姿だな

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