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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第85章 秋は巣ごもり 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



「そこで、ぐりとぐらのカステラっ、
ぐりとぐらのあれを食べられる様にしてッ。
後はお子ランチ。大人もお子様ランチ。
子供のより量が多いの」

「要するにあれか、自分が
絵本の世界の主人公になる様な
そんな感じの絵本カフェだな?」

ロッカーにスマートフォンを置いたままに
しているみくりの代りに
成瀬さんに今の内容をLINEで送る

「絵本カフェだけど、オブジェに
ギミックとかあって遊べるといいなぁ」

「そんな何でもかんでも言っていいのか?」

「良いんだよ、それがビジネスになるか
ならないかを判断するのは、
成瀬さんがするから。
私は思いついた事言うだけがお仕事なんだもん」

ゴロンとうつ伏せの姿勢から
仰向けにみくりが体勢を変えて

「確かにネットカフェみたいだったな~」

「ネットカフェ要素を減らして、
シャワーしかないネットカフェの
風呂を強化したやつみたいなやつだな。
ああ、あるぞ?風呂カフェってやつだな。
ネットカフェと違って、
風呂カフェは若い女性客が多いらしいぞ?」

「お風呂カフェか、確かに人気が出そう。
ここみたいな感じって事でしょ?
あのエリアに、木のオブジェがあって
ハンモックとか、ブランコもあればいいよね?
あるじゃん、椅子みたいになってるハンモック」

そんな話をしながら
時々思いついたアイデアを成瀬さんに
LINEをしながら 岩盤浴でまったりして

「とりあえず、汗掻いたし。
女湯と男湯に分かれて汗を流すか?
着替えてから、イルミネーションまで
またあそこでゆっくりしたいだろ?」

岩盤浴を終えると
身体の汗を流しに温泉に入ってから
イルミネーションまでの時間を
さっきのランタンテラスで過ごす

さっきのハンモックテントの
説明をしてくれたお姉さんが
あのネットカフェのフラットシートみたいな
半個室はおこもりエリアと言うのだと教えてくれた

「巣ごもりに飽きて、外に出て来て
結局また籠ってるんだもんな」

フラットシートの上で寛ぎながら
杏寿郎が自分が読んでいた本と
同じ本を見つけたらしく
その本の続きを読んでいて

「何を読んでるんだ?君は」

「オススメ時短、簡単、
美味しい作り置きレシピ30選」

そう言いながら読んでいた
雑誌を杏寿郎に見せて来て

「常備菜の本か。好きだな、常備菜」

「これ、美味しそう」
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