第85章 秋は巣ごもり 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
フラットシートのネカフェの個室の様に
なって居て1人用の広さと2人用の広さの
寛いで本を読めるスペースがある様で
「何だ、ドア、閉まらないのか」
「閉まらないのは、仕様だと思うんだけど?」
「うん?それは俺が、キスで収まらないからか?
だが、このエリアはいいな。
下手なネカフェの、フラットシートよりいいな。
それに何より、雰囲気がいいし、お洒落だな」
「あそこは後で、入ってみるとして。
岩盤浴行こうよ。でないとずっとここで
まったりして時間が終わっちゃいそうだもん」
「後で。日が暮れたらあっちも行きたいしな」
「あっち?あっちってどっち?」
「車を停めてる駐車場の向こうの方側だな」
駐車場の方からは山と
小さいロッジみたいなのが見えてたけど
その向こう側って事?
「前は冬だけだったらしいが、今は
通年イルミネーションしてるらしいぞ?
本当は有料なんだがな、今回のプランは
それが平日は無料になるプランだったんだ」
「イルミネーション、見れるの?」
岩盤浴の方へ向かいながら
イルミネーションの話をする
「どうしたんだ?みくり」
「要するにこのるり渓の山の中の
大自然の中のイルミネーションだよね?
って事はだよ?グランピングと温泉と
イルミネーションが一緒に楽しめると。
さっきのランタンテラスも凄いいい感じで
1日中でも居たい感じだったね。
でも、あんな雰囲気のお洒落な
ネットカフェでもいい訳じゃない?」
岩盤浴の部屋について
空いている場所に並んでバスタオルを広げると
その上にうつ伏せに横になって
スマートフォンでタイマーをセットする
「スマホ持って来てて正解だっただろ?」
「入れ替え制とかじゃないから、
入る時間が適当なんだと思うよ。
それでさ、児童館の話なんだけどね?
その隣にでもさ、さっきの所みたいな
あんな感じのさ森の中みたいな雰囲気で。
切り株の椅子とかキノコの椅子とかあって
絵本が沢山あって、読んで、気に入った
絵本を買えるお店があると良いよね?」
読める本と買う本は別がいいと
みくりが言って来て
見本が1冊ある本屋をイメージする
「大きな木みたいなのの中がさ、
子供だけが入って、その中で
絵本読めるスペースになってるのとか。
スマホっ、持ってないぃいい。
LINE、LINEして成瀬さんにぃい」