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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第85章 秋は巣ごもり 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



「中条の方にはさ、公園とか
学校の辺りにね、軽トラで
オジサンが売りに来ててね。
100円握りしめて買いに行ってたなぁ」

そう言いながら シェアしやすいように
ニンジンの中身を紙皿の上に出していく

「懐かしい味だな、素朴で」

「丸い形に固めてあるのもあるよね?」

「だったら、これのお礼にこれをシェアするか?」

そう言って杏寿郎が
コーラの缶を模した入れ物から
小さなラムネを皿の上に出して来て

「青にするか赤にするか悩むやつだ、
これを作ってるのってココアシガレットの
会社なんだってさ。ココアシガレットで
タバコ吸う真似したり、ヨーグレットを
お薬ですって処方するのはきっと
みんな一度は通ってると思うんだけどなぁ」

そう言いながら小さな白いラムネを
みくりが自分の手に取ると
それを口の中に放り込む

「これ、バラ売りしてなかったんだが。
仕方なく袋入りを買ったんだ、懐かしいだろ?」

そう言いながら杏寿郎が
大袋に入った5円チョコを出して来て
その袋にチロルと書かれているのが見えて

「5円チョコ懐かしいけど、
今、その袋で知ったけどチロルチョコの
会社が5円チョコ作ってたんだ」

杏寿郎がその袋をひっくり返して
製造元を確認すると

「ああ。そうだな、製造元が
チロルチョコ株式会社だな。チロルか。
あれも種類が色々あるが、君は何が好きだ?」

「ビスケットのやつと、ジャムのやつ」

「俺はアーモンドだな、コーヒーヌガーもいいが」

「あるよ。どっちも。
私も単品のチロルが無かったから
仕方なくに大袋のやつ買ったからさ。
後ねチロルの、牛の柄のやつも好き」

みくりが大袋のチロルを開封すると
杏寿郎がに手を出す様に促して来て
1種類ずつチロルを並べられる

「アーモンドとコーヒヌガー要る?
私は、コーヒーのは苦手だからあげるよ?」

そう言って更にアーモンドと
コーヒーヌガーを増量して来て

「俺はこれで、チロルには困らないな。
だったら、これも半分こにするか?
5円チョコも」

そう言って5円チョコを分けて行くと
袋に16枚入っていた様で

「やっぱり、値上がりしてるのか。これも
16枚で100円だったからな」

「うまい棒も12円になっちゃったもんね。
寂しいけど、時代の流れなのかな。
駄菓子だけじゃないもんね、値上がり」

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