第84章 秋は巣ごもり 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
「なぁ、これ、どれぐらい要るんだ?
開けたからには、全部挟むだろう?」
「全部だめっ、2枚パン置いといてェ。
ロールサンドにするからっ。マーマレードも
あるからさ、ひとつははちみつとクリームチーズに
ちょびっとだけマーマレードのにするっ」
結局全部サンドイッチ用のパンを使い切ったので
結構な量のサンドイッチが完成して
使い捨ての容器に2つ分のサイドイッチが完成した
おにぎりの残りとサンドイッチの残りに
「あ、バンス焼くね?」
朝は朝でハンバーガーにしようと言って居たので
「おかずは1つは唐揚げばっかりと、
後のは、適当に詰めて2つ用意するね。
容器は10個入りだったから、あーでも
沢山あるから、おかず、3つになるかも?」
そうみくりが完成した
おかずを見ながらそう言って来て
用意したおかずが足りないなら分かるが
入り切らないと言うのはなんとも
奥さんらしいなと思ってしまう
朝食はお弁当のおかずが
入り切らなかったのもあるんだろうが
白い四角いプレート皿に
メインのみみちゃんのハンバーグと
ベーコンエッグ これも挟めと言う意味だろう
スライスした玉ねぎに俺がさっき切った胡瓜と
スライスしたトマトにレタスも
お好みでハンバーガーに挟めと言う意味だろう
ホウレンソウのソテーと
俺が食べたいと言ったから
サーモンマヨチーズ焼きが添えてあって
玉子焼きの端も皿の隅の乗っていた
その横におにぎりとサンドイッチもあるから
「朝から豪華だな」
「作り過ぎたのッ、杏寿郎なら食べれるでしょ?」
「食べるか」
「うん、食べようよ。これ食べて
お泊りの準備しなくちゃ」
後片付けはしてくれると言ってたので
量が多いけどお片づけをある程度まで
お手伝いをして後はお任せする事にした
普通のサイズのキャリーバックに
1泊分の荷物を用意して
「夜はカニかぁ、楽しみだなぁ」
るり渓は周囲は山だし
海から近い立地でもないけど
確かあそこってイルミネーション?
とかもしてた気がするな
毎度毎度ながらに杏寿郎の思い付きには
感謝しないとな
「昨日のおやつも鞄に入れないと」
っておやつの用意とかって
本当に遠足みたいだな
「みくり、これ、持って行くだろ?
テントのインナーシートだが。
クッション性があるし
レジャーシートにもなるからな」