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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第84章 秋は巣ごもり 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



レジャーシートの上に座って
お弁当食べて おやつ持って行って
紅葉見てハイキングか

「そうだね、それ、持って行こうか。
ねぇ、杏寿郎。秋の遠足だね」

「ああ。そうだな。遠足だな。
ああ、ハイキングだから足元も服装も
ハイキング仕様にして行くか」

本格的なのは持ってないから
動きやすい服装にして
きっと気温も低いだろうしなあの辺りは
寒くない様に防寒しとかないとな

いつも通りに起きたから
お弁当を用意しても時間には余裕があって

準備が出来て家を9時過ぎには出れた

家からはるり渓までは車で1時間とちょっと

平日だし 混雑も無く

寄って貰ったコンビニで買った
温かいコスタを飲みながら
車の窓から見える山を指差して

「今年は、ホントに綺麗に紅葉してるよね?」

「まぁ、来週は来週で、実家に呼ばれてるし
来週も嵐山で紅葉だけどな」

「いいじゃん、紅葉ばっかりでもさ。
でも週末のトロッコ列車とかって
大混雑じゃないの?」

「知り合いの鉄道関係者にでも頼んで、
早めに押さえたか、それとも受付開始の時間に
弟を予約するのに使ったのかもな?」

「でもいいじゃない。ご両親も一緒だよね?
子供が結婚する年齢になってもさ、
紅葉デートするなんてさ」

ふふふとみくりが笑うと
トンと杏寿郎の肩にもたれ掛る

「なればいいだろう?俺達も」

「杏寿郎」

「そんな夫婦にな、なればいいさ」

「うん、そうだね。で、自分の
子供が結婚する事になったら、
子供夫婦とダブルデートしたいなぁ」

「いいな」

「うん、いいね」


「じゃあ、まずは子供を作らないとだな」


「そうだったね、そっちが先だね」


「みくり」

「うん?なあに?」


「夫婦だし、家族には変わりないが。
俺と君とはずっと、恋人同士には違いないぞ?」

夫婦だし 家族だけど
ずっと恋人同士だと

そう杏寿郎が言って来て

「……ずっと、恋人同士?」

「そうだ。そんな気持ちで居るのも
悪く無いと思うがな?俺は。
夫婦の形や家族の形も大事だが。
俺と君との在り方は、
もっと自由でいいんじゃないかってな」

「今でも、十分自由だよ」

はははと杏寿郎が笑って

「なら、今のままでも良いな、ずっとこの先も」

私と杏寿郎のままでいいか
確かにそれも …らしい のかも?


「らしいかも」
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