第84章 秋は巣ごもり 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
杏寿郎が言うには 弟の千寿郎さんには
カメラの趣味があって
新しいのを買ったからと安くで
譲り受けさせられた??らしいけど
「確かに、あの弟さんなら。
一眼レフ似合いそうな感じするね」
自分の脳内でイメージした
千寿郎さんがカメラを構える姿が
かなり様になっていてそう返事を返した
「なら、俺にも似合うんじゃないのか?」
「え?杏寿郎には…あんまり…かな?」
「そうだな、売り付けられて置いて
まだ、一度も使ってないからな。
撮るか、奥さんのヌードでも」
そう冗談めかして言って来て
ははははと声を出して笑って居るから
「もぅ!杏寿郎は、またそんな
えっちな冗談ばっかり言うんだからっ」
「君がいいなら、撮るが?冗談じゃなくて」
「なっ、何それは?そう言うプレイ…って事?」
「撮影会のモデルって聞いて来たのにって?
一昔前のAVとかに、割かし
ありそうなシチュエーションだがな。
ヌードじゃないなら、撮ってもいいのか?」
そう言いなら嬉しそうな顔してたから
この旦那さんだし 普通に
着衣姿の写真撮影だけなのかなと
思わなくもないんだけど
「うん、まぁ、服、
着たまんまだったらいいけど」
そんな話をしていたら
知らない内にいつの間にか
河川敷の小さな公園の所に来ていて
川辺に続く 段差に2人で並んで座って
ススキの向こうに見える夕日を眺める
「旅行先で見る、サンセットもいいが。
こうして地元の二田で見るのもいいな」
「そうだね、二田は住宅街だけど。
工業地帯もあるから、工場見学とか
大きな博物館もあるし、ちょっと
走ればアウトレットと映画館もあるし。
有名な大きな公園もあるもんね」
「近場で楽しむのも良いかもな?
るり渓温泉ならグランピングも出来るし、
ホテルも併設されてるだろう?二田からなら
1時間半もあれば行ける距離だぞ?」
近場でも楽しめる場所があると
二田や二田から近場で
あちこち行っても良いなと
そんな話をしながら一緒に夕日を眺めて
「それに、二田にも温泉はあるにはあるしな」
「あるけど、日帰りの入浴施設でしょ?
すぐ近くに全国的に有名な温泉地があるのにッ。
でも、るり渓谷には行ってみたいかも?」
「なら、行くか?近いしな。
そうだな、折角休み取ったんだ、
月曜日にでも行くか?
その方が明日行くより空いてるだろ?」