第84章 秋は巣ごもり 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
朝食を済ませてまだ10時前だが
杏寿郎が昼食の話をして来て
「もしかして、それでまた
ハンモックカフェごっこするの?」
「ああ。今日は天気もいいし。
ハンモックをウッドデッキに出すか?」
「ウッドデッキで、ハンモックカフェごっこ?
うん、それ、いいね。雰囲気出そうな感じする」
杏寿郎の意見にみくりが
テンションが上がってる様子で返事をして来て
「それは、お昼の相談だしな。
今から、遊ぶだろう?お風呂でゆっくり」
お風呂でゆっくり遊ぶと言う
杏寿郎の言葉が気になってしまったが
風呂で遊ぶと一度決めたんだったら
遊び尽くす勢いで遊ぶのが
私の旦那さんだから きっと何か
遊びのネタを用意してるんだろうけど
どうしよう これで
お風呂に銀色のエアマット置いてあったら
「みくり?どうかしたのか?」
いや マットじゃないなら
金色のあの変な形の椅子の方とか?
「え?いや。何でもないっ、何でもないの」
「ちなみに、どんなのを想像してるんだ?」
杏寿郎の質問にみくりが
すすーーっと視線を逸らせて来て
いや だって 杏寿郎…割と
何とかごっことしたがるから
「えっ、いや、その…、泡の国的な…のとか」
「ははは。残念だがマットも椅子も無いぞ?」
「ちょ、誤解を招く言い方しないでよっ。
杏寿郎の言い方だったらさぁ?
私が、泡の国ごっこしたい人みたいじゃんかっ」
ぱちぱちと杏寿郎がみくりの
言葉に目を瞬いて来て
「したかったのか?偶にラブホテルとかに
プレイ用のマットがある所あるけどな」
「したくありませんよーだ」
「あのマット、意外と高いけどな」
じとっとした視線を向けられて居るのを
感じるのは気のせいではないだろうが
納得が出来て無さそうな みくりの
両肩に手を置いて そのままバスルームまで
みくりの肩を持ったまま
押すようにして移動させて
脱衣所まで移動して来ると
「まぁまぁ。マットは無いからな。
安心してくれていいぞ?さぁ、風呂に入ろう」
今一つ納得が出来ない感じがするが
お風呂には入りたかったから
入るには入るけど
「脱ぐの手伝うか?みくり」
「いいよ、自分で脱げるから」
服を脱ぐと 先に中に入った杏寿郎に続いて
みくりもお風呂場に入った