第84章 秋は巣ごもり 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
「温泉卵、買ってたのか?」
「卵はいつも、買い置きしてるからね。
これは、買ったんじゃなくて、作ったの。
鍋にお湯を沸かして沸騰したら火を止めて。
玉子入れて、10分程お味噌汁作りながら
放置して作った温泉卵ね」
「朝から、旅館以上の豪華な飯だな」
「そう?それは、気のせいだよ。
イクラがあるからそう見えるんだってば。
私は玉子放置しながら、味噌汁作っただけだよ?
その前に、鮭の切り身は焼いたけど。
トースターで鮭焼いて、解しただけだもん」
一緒に朝食を食べて
洗い物と片付けはすると申し出ると
みくりが俺が食後に飲む
コーヒーのお湯を用意してくれて
お湯張りもスイッチも入れてくれていた
杏寿郎が洗い物を軽くしてる間に
食洗器の中の昨日の食器を片付けて
杏寿郎が軽く洗ってくれた食器を
食洗器の中にセットして並べて行く
「実はな、昨日使わなかったんだがな。
風呂で遊べるものが。他にもあるんだ」
「そうなんだ、じゃあさ。
お風呂、昨日みたいにさ良い匂いにしとく?
洗面器に熱めのお湯入れて、オイル入れて
放置して置いたら、入る頃には
きっとお風呂の中いい匂いになってるよ」
「入浴剤あるか?俺の使いたいのは
色はあるけど無香料なんだ、
ああ、そうだ。昨日のあれ、入れるか?」
臭いが無い入浴剤??って事??
でも匂いが無いのに 色があるんだ
変な入浴剤だな 無香料の入浴剤
お湯張りが出来るまでの間
ハンモックで寛ぎながら
コーヒーと柚子茶を飲んで
まったりとして過ごす
普段だったら 今から掃除機掛けるからって
掃除して回ってる時間だけど
いつもの週末みたいに掃除機って感じじゃないか
「気になるなら、軽くだけ掃除機掛けるか?」
「あー、うん、髪の毛とか落ちてると思うし?
軽くだけ、は、したいかなぁって」
これを飲んでからと言われて
カップを空にしてから
いつもの週末みたいに家の中の
掃除機掛けをする
前のアパートに比べて
部屋が多いし広いから
前よりも手間が掛かる様になったんだけど
杏寿郎が今日は使ってない部屋は
掃除はしないでおこうと言うので
廊下は全部 クイックルワイパーにして
部屋だけ掃除機をキッチンとリビングと
ベッドルームにだけ掛けて
最低限度の掃除にして置いた
「ああ、そうだ、昼はピザでも注文するか?」