第83章 秋は巣ごもり 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
「んはぁ、あぁん、杏寿郎っ、出してッ?
杏寿郎の…、私の中に出して欲しい…のッ」
そのまま その言葉の通りに
杏寿郎の熱を自分の中で
吐き出されてしまって
ズチュンっと熱を吐き出しながらも
杏寿郎が出した精液を押し込む様にして
腰を抽送させて来るから
「ふぁぁ、んんっ、んやぁん、ダメッ
杏寿郎…っ、まだっ、ダメッ。
動かしちゃ、ダメッ、んぅあぁぁああんッ」
ダメだダメだと言いながらも
そんな鼻に掛った甘ったるい様な
そんな声で言われてしまっても
全然ダメには聞こえないし
むしろもっとして欲しいにしか思えない
もっと 射精して欲しいと
締め付ける中にも
その声にも言われている様な気がして
ドクドクと精液がまだ続いていて
全部を吐き出しきっておらず
熱が収まりきらない
自分のペニスを押し込む様にしながら
腰を押し付けて打ち付けると
みくりの口から甘い蕩けた様な声が
漏れ出るから また更に自分の本能を
その甘ったるい程に甘い声が煽って来て
杏寿郎の脳を刺激して来るから
「んやぁあ、ダメッ杏寿郎。
ぁあん、大きくしちゃ…ダメッ」
「ん?そうなりそうなだけで、
まだ。なってないだろう?みくり。
明日も仕事だから、ダメなのか?」
今日は木曜日なのだから
当然に明日の金曜日は仕事なのに
そのまままた 快感に抗えなくなって
杏寿郎に続けて抱かれてしまって居て
そのまま 寝オチしてしまって居た様で
ブルっと寒気がして
その震えで 目が醒めて
全裸のままでウトウトしていたのだと
気が付いた…が 隣ですぅすぅと
寝息を立てている彼も
服はおろか布団すらもちゃんと着てなくて
杏寿郎が風邪を引いてしまわない様にと
みくりが自分に
杏寿郎が掛けてくれていた布団で
杏寿郎の身体が冷えない様に
そっと杏寿郎の身体を包み込んだ
今 何時だろう…と
時間をみくりが身体を起して
確認すると
時刻もいつの間にか
11月の11日の
午前3に前になっていた
「まだ、こんな時間だったんだ。
3時か、だったらもうとっと
もうちょっとゆっくり眠れるな」
もぞもぞと杏寿郎の隣に
みくりが潜り込んで体勢を整えると
すりすりと自分の身体を
杏寿郎のの身体に擦り寄せて
ぴったりと寄り添うと自分の瞼を閉じた