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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第83章 秋は巣ごもり 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



いつも通りの時間にアラームで目覚めると。
朝の支度を整えて、朝食を済ませて
一緒に家を出た。

「もし、妊娠してたら。
すぐに時差出勤にして貰うか?
それとも、自家用車で出勤するか?」

今は家から最寄りの駅までは
こうして杏寿郎と一緒に歩いているけど
時差出勤にして貰ったらして貰ったで
杏寿郎と同じ時間に家が出られないんだよなぁ

「うーん、車で通勤してもいいけど。
でも、妊娠中も歩いた方が、自分の身体にも
お腹の赤ちゃんにもいいと思うんだよ」

「自動車通勤にすれば、
混雑してる電車に乗らなくていいし。
一緒に通勤できると思ったが。
朝にそうする時間が無くなるなら、
1本、と言わずに2本早い電車にも乗れそうだな」

遅い時間にする時差出勤ではなくて
妊娠してしまえば 今みたいに
朝からえっちしたりしなくなるから 

その時間の分いつもの電車よりも
混雑の少ない2本早い電車にも
乗れる様になると杏寿郎が言って来て

「そうだね、朝から散歩がてらに
眺めのいい川沿いの道を通って、
駅まで行くのもいいかも?」

ちょっとだけ 今よりも
早い時間に一緒に家を出て
少しだけ遠回りをして 手を繋いで

朝のデートを楽しむ

そんな 夫婦二人の時間を過ごすのも

妊娠中だからできる
夫婦の時間の 有意義な
過ごし方なのかも知れない

「確かに、子供を妊娠してしまったら。
今まで普通に出来ていた事が出来なくなって。
色々とストレスになる事も、
特に君は食べる物の1つにしても
気を遣わないといけなくなるだろうしな。」

「杏寿郎…」

「だが、考えようによっては…だが。
その時期だからできることも、
逆にその時期だけしか出来ない事も
今の俺達には見えてないだけで、あるのかもな?」

「杏寿郎さ…」

「ん?何だ?」

「いい事言うじゃん。今日」

「失礼だな、君は。
俺はいつも、良い事言ってるだろう?」

「えー?そうだったっけ?」

「みくり、手を繋ごう」

そう言って 杏寿郎が
こちらに手を差し出して来て

みくりが杏寿郎の手を取ると

そのまま 駅まで手を繋いで歩いた


ーーー
ーー



金曜日の仕事を終えると
スーパーに寄って、今日からの
巣ごもりに必要な最終的な買い込みをする

「あ、そうだ。
今日って確か、11日じゃん」


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