第83章 秋は巣ごもり　前編　お相手：煉獄杏寿郎　現代パロ

ゾクッと自分の背筋に
寒気にも似た物が走って

しまったと思ったけど

時は既に遅し…でしか無くて

「そうか、そう言ってくれて嬉しいぞ？
俺にそうして欲しいんだろう、奥さんは。
イキたいんだろう？違うのか？
散々焦らされた分も、沢山、そうなればいい」

そう言って向けて来る
満面の笑みが怖い

焦らされた分　今度は
杏寿郎のその言葉の通りに
沢山沢山　イカされてしまって

「んあぁ、やぁ、イク…っ、またっ、
んはああぁあぁんっ、ダメッ、んんっ」

「そう、遠慮しなくていいぞ？」

そう言いながらも今度は
私が弱い場所ばかりを
的確に責め立てて来るから

「あぁ、はぁ、ダメッ、んぅ
来る、また、来ちゃう、ぁあ、
んぅ、は、あぁ、んやあぁあぁぁんッ」

焦らして焦られた分に
自分の身体が待ちわびていた様にして
杏寿郎が与えて来る刺激と快感を
素直過ぎるほどに素直に受け取って

何度も絶頂を迎えては
またすぐに絶頂してしまって

イってもイっても　終わらない
そんなループにハマってしまって居た

「んあぁ、あぁ、んっ、はぁ、
杏寿郎ぉ、ダメッ、イキ過ぎてッ…んぅ、
頭が…変になっちゃうっ、ふあぁぁあぁん」

「いいんじゃないのか？
変になってしまっても、いいだろう？
もっと、俺で感じて、イって
変になってしまえばいい。みくり」

グチュグチュ…っと杏寿郎の
ペニスが行き来する度に
自分の中で快感が泡立って行って

指を絡めて繋がれて
唇を求められて貪られてしまって
バチュンッバチュンっと腰を打ち付けられると

「んぅーふ。ぐ、んんーーーんん゛っ」

「…みくり、…みくりッ…」

「んぅ、ふ、んん゛んーーんっんっ、んぅ」

唇を塞がれたままで漏らす
みくりのくぐもった声ですらも
どうにも可愛いらしいと感じてしまう

自分の陰嚢の辺りがザワザワと
熱を持ちながら騒ぐような感じがして

「…みくり、俺も…っ、
イキ…たいんだが？みくり、
君の中で、出し…たいっ、一滴
残らず、全部…中に、吐き出してもいいか？」

ザワザワと杏寿郎のその言葉に
自分の身体がウズウズと騒いで来る

自分の中に杏寿郎のを
吐き出されたいと
一滴残らずに　中に注ぎ込まれたいと

ギュウウっと無意識に自分の中の
杏寿郎のを締め付けてしまって居て