第83章 秋は巣ごもり 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
みくりが杉の木が彫刻に
向いてない理由を説明してくれて
柔らか過ぎて掘りにくい木材らしい
そんな話をしている内にお湯張りが出来て
一緒に風呂にいつも通り入った
檜のキューブを一緒に風呂に入れて
柚子と檜の香りのするお風呂を楽しむ
「家に、檜風呂を作るのも良いな。
檜風呂なら、何も入浴剤を入れなくても
檜の香りの風呂に毎日入れるぞ」
「檜風呂、カビ生えない?
スーパー銭湯とかもカビカビじゃん。
あ、でも檜風呂はヌメリは起きにくいらしいよ。
でも檜使うんだったら、浴槽もいいけど、
サウナに使うのもありだよね」
「家にサウナ?その発想は無かったな」
「えー?偶にラブホとかで、
お風呂に最初から備えてるんじゃなくて、
後から置きました!ってサウナの所あるじゃん」
この家に住みながら 自分達の
家を考えるとは言ったが
いや元々みくりはサウナと
岩盤浴が好きだから欲しいと思っても無理ないか
「一人用なら、50~70万。
数人で入るなら、150万とかで
お庭に置けるのが、買えるよ。
でも、どっちみち、サウナは
子供と入れないからどっちでもいいけど」
「ああ、そうだ、みくり。
だったらあれならどうだ?
浴室にミストサウナを
つければいいんじゃないのか?
浴室暖房になるミストサウナあるだろう?」
「サウナ邪魔になるし、それなら
お手軽に設置できて良いかもね」
お風呂から上がると
いつも通りに杏寿郎が髪を
ダイソンのドライヤーで乾かしてくれて
「明日からは、巣ごもりするだろう?」
「う、うん…そうだね」
「家での巣ごもりをな、楽しめそうな物とか
用意したつもりなんだけどもな?」
「それは、明日のお楽しみだよね?」
「ああ。大した金額の物じゃないが。
割と口コミが良かったからな」
そう杏寿郎が言ってたから
巣ごもり生活を楽しめる何かを
用意してくれてるみたいだけど
今回の巣ごもりはメインはその…
子作り…の方な訳で
「みくり、乾いたぞ?髪」
「うん、ありがとう。杏寿郎」
その後 一緒にベッドに入ったんだけど
いつも一緒に寝てるベッドなのに
そうするのは明日からなのに
何故かドキドキしてしまって落ち着かなくて
「どうしたんだ?みくり。
もしかして、眠れないのか?」
「う、うん。落ち着かなくて…」