第83章 秋は巣ごもり 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
「これも美味そうだな、
メガ盛りのロースカツ丼」
「その、ロースカツ丼、何人前なの?
1キロオーバーーって書いてあるじゃん」
ロースカツが3枚も乗って居て
1000円以下の価格の
ロースカツ丼を食べたそうにして居たので
「これ、買ってもいいか?」
「買ってもいいけど。杏寿郎さぁ。
これ、お昼に両方食べるの?
摂取カロリーが恐ろしいよ?
って、このちらし寿司美味しそう。
ずっしりと重いけど…ッ」
「寿司買って帰るか?
みくり、美味そうだぞ?」
そう言って沢山お寿司が入った
握り寿司の詰め合わせを
杏寿郎が指さして来て
「お夕飯にするって事?そのお寿司。
だったら赤だしの味噌汁か何かと、
適当なお魚あったら、煮つけにする?」
「見てくれっ、これ買おう!
大きなティラミスがあるぞ」
結局巣ごもりの準備と言うよりは
買いたい物をあれこれと買ってしまってたな
とは思いつつ 肉はかなり安かったので
家に戻ったら小分けにして冷凍して置こうっと
家に戻ると買って来たものの
仕訳けをみくりがしていて
お昼はボリュームのある
ロピアで買ったお惣菜とお弁当で済ませて
夜に食べるお寿司の詰め合わせも買ったから
なめこと豆腐の赤だしと
丁度美味しい時期の
鯖の切り身が売ってたから
サバの味噌煮にしてお寿司と一緒に頂く事にした
杏寿郎はじいちゃんが浸けてくれた
マムシの酒を毎日飲んでいて
「みくりも、飲むか?マムシ酒」
「いやっ、それは…ッ、
あーでも、ちょっとだけ飲もうかな?
折角おじいちゃんが、作ってくれたんだもんね」
そう言ってグラスにちょっとだけ
マムシ酒を杏寿郎が注いでくれて
それをお湯割りにして頂いてみた
「どうだ?みくり。
そんなに感じないだろう?
マムシ感、しないよな?」
「確かに、言われてみるとそうかも?
マムシだって思って飲むから思うだけかもね」
「食料もそうだが、日用品も
早めに買いこんで置くか?
洗剤や、ペーパーやら
風呂で使うボディソープ類とかな」
備えあれば患いなしとは言うけど
その 秋の巣ごもりに
あれこれと備える理由が
巣ごもりして
子作りセックスするからって言うのも
何とも言えない気分になるけど
「何か、凄い災害が来ても
しばらく大丈夫な気がして来たよ」