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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第81章 そうだ、和歌山へ行こう!後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



ソファの上に座って
2頭のパンダを抱いている杏寿郎の姿に

ソファに座って 2人の子供を膝の上に乗せて
子供達から絵本を読んで欲しいと
両サイドから強請られている杏寿郎の姿を
自分の脳内で思い描いてしまって居て

「みくり、座らないのか?」

おいでとこちらに杏寿郎が手を差し出して来て
その手に自分の手を重ねると
杏寿郎の隣に腰を降ろして収まる

杏寿郎が2頭のパンダを抱いている
その腕の上にみくりが自分の手を重ねて
ギュッとお互いの身体で包むようにして
その2頭のパンダを抱きしめると

「ふわふわで、温かいね」

そう言いながら パンダのぬいぐるみの
後頭部にみくりが自分の顔を寄せて
そのみくりの姿に
子供の頭を匂いを嗅ぎながら
嬉しそうな顔をしている姿が重なって見えて

「杏寿郎?どうかしたの?」

「あっ、ああ、いや、別に…ッ。
あー、ちょっと、風呂の様子見て来る」

そう言って立ち上がると
お風呂の様子を見に行ってしまったので
お湯も丁度タイミング良く沸いたので
杏寿郎にコーヒーを淹れて
自分のお茶を淹れると
カップと湯飲みをソファの前の
テーブルの上に置いた

「あ、杏寿郎。コーヒー入ったよ」

「あ、ああ。みくり、ありがとう。
お風呂も後もう少しでお湯張りが終わりそうだ」

ソファに並んで寄り添って座って
コーヒーとお茶をそれぞれ飲んで
一息ついた

「一昨日も、昨日も…
それに拘り過ぎてたかもな。
こんな風にゆっくり過ごして、
旅行を楽しむ機会も減ると思うとな」

「惜しくなって来ちゃったの?
でも、惜しくなっても、もう出来てたら…」

「なぁ、みくり。
今夜は、白浜で過ごす最後の夜なんだ。
今日は、君の事をゆっくり愛して
可愛がりたいんだが、いいだろうか?」

そう こちらに問いかけて来る
杏寿郎の表情と声に色気を感じてしまって

今 求められているのは

子作りの方じゃなくて
夫婦の営みと言うよりは

恋人同士の甘い時間を過ごしたいと言う意味で

恋人同士の時の様な

甘い雰囲気を感じてしまって

ドキドキと自分の胸が騒がしくなって来る

「恥ずかしい…のか?そんな顔して」

「杏、杏寿郎…が、恥ずかしくなる様な
言い方するのが、いけないんだよッ」

「俺の所為か?みくり、なら…」


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