第81章 そうだ、和歌山へ行こう!後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
「足湯はまた後でも入れるから、
あそこに見えてる、あっちの建物に入るか?」
そう言って売店の奥に見えている
パラレルワールドと書かれた
館に入るかと聞いて来て
その手前に見えているお土産物屋さんで
化石発掘体験と書いてあるのが見えて
こう言うテーマパークとかの
定番の宝石探し的なお宝さがしが出来る
そんな予感をあの建物から感じて居たが
「君はあっちの方が、興味ありそうだが。
それとも、先に、あっちの上で
白良浜の海を眺めながら、昼食にするか?」
10時半にオープンで
それなりにエネルギーランドを
楽しんでいたから時間はお昼時になって居た
海が見える大きな窓のある
展望レストランで
私は和歌山ラーメンを
杏寿郎は和歌山ラーメンと
恐竜型のナゲットが乗った
火山の形のライスの辛口のカレーを注文して
和歌山のミカンジュースと
同じく和歌山の梅ジュースを注文して
お互いにジュースをシェアする事にした
「凄いね、ここのレストラン眺め」
「ああ、絶景だな。白良浜の白い砂浜と
真っ青な海と、青い空のコントラストを
一望しながら、食事が摂れるんだもんな。
ん?ここの、和歌山ラーメンは
こう言う施設の食事にしては美味いな」
「本当に、美味しいね。ラーメン。
と言うか、ミカンジュース美味しいよ?
杏寿郎も、飲んでみる?ホラ」
自分が味見をした和歌山のミカンジュースを
杏寿郎に差し出すとみくりの手にある
ジュースのストローを杏寿郎が咥えて
ちゅーーっと中身を吸うと
「美味いな、ミカンジュース。
流石、和歌山だな。なら、梅も美味いだろうな」
こっちも飲むかと
まだ口を付けてない
梅ジュースを杏寿郎が同じ様にして
みくりの方に差し出して来て
ストローを咥えるとチュ――ッと吸った
「美味しいね、梅ジュースも」
「そうか、俺も飲んでみるか」
お昼ご飯を済ませてレストランを後にする
「ねぇ、あっちにさ。
あるあそこにさ、行きたいんだけど」
黄色と黒の縞々になった
如何にも危険区域の様な
そこだけ今までとのテイストと違った
物々しい雰囲気のエリアが
その展望レストランから見えていて
杏寿郎が入口で貰ったパンフレットを見ると
そこでは ジュラシックパークの世界の様な
タイムマシンで恐竜の世界を
体験できるツアーに参加する事が出来る様で