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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第80章 そうだ、和歌山へ行こう! 中編 お相手煉獄杏寿郎 現パロ



ラッコは皮下脂肪を蓄えないので
自分の体温を極寒の海で維持する為に
その高い密度の毛の中の空気の層と
食事を沢山食べるのだそうだ

もう 日本の水族館から
ラッコが消える日が近いと言ってたな前に

「観に行くか?ラッコ」

「鳥羽水族館にって事?」

何故か ホッキョクグマの前で
ラッコの話をして
そのまま他愛ない話をしながら
道なりに歩いていると

室内に滝の流れている
大きなスーベニアショップがある所に出て来る

「大きなお土産物屋さんあるね、
職場のお土産買って行こうかな?」

「ああ、そうだな。
会社に何か土産でも見て行くか」

お値段と内容量との釣り合いや
個包装になってるかとかを考慮して
職場へのお土産をああでもない
こうでもないと言いながら
みくりが選んでいると

「クッキーがいいかな?
バームクーヘンもある、こっちの
クランチチョコの方がいいかな?
ねぇ、杏寿郎はお土産どうするの?」

「そんなの、一番人気とか
これ売れてますとか、スタッフのオススメの
商品を買って置けば間違いないだろう?
それより、見てくれ!みくり!
どうだ?これ買わないか?
大きなパンダのぬいぐるみ」

そう言って 杏寿郎が
店の中にあるぬいぐるみの中で
一番大きなパンダの
ぬいぐるみを抱えって持って来て
嬉しそうにこちらに見せて来る

「要らない、
そんなに大きいの邪魔になりそうだし。
買うんだったら、小さいのでいいよ
それは大きすぎじゃない?
その大きさだったら、1万ぐらいするでしょ?」

ぬいぐるみは大体サイズで
値段が分かるから
杏寿郎が持ってるパンダはそれぐらいだろう

「良く分かったな、
これは確か、9千円のやつだったな」

「これは?」

同じ感じのパンダのぬいぐるみの中から
みくりが値段もサイズも手ごろなのを
手に取って杏寿郎の方に見せると
それはダメだとお断りさせれてしまった

「それは小さすぎないか?」

「じゃあ、こっちのは。
こんな感じのはここだけじゃない?」

そう珍しい言って 
パンダのぬいぐるみと
言うにはリアルすぎるパンダの

生後10日の姿を再現したぬいぐるみの様で

体毛が生えて居ながらも
薄っすらとピンクに透けている
ぬいぐるみをこちらに見せて来るから

「ああ、こっちよりも
産まれたての方が良かった?」


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