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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第80章 そうだ、和歌山へ行こう! 中編 お相手煉獄杏寿郎 現パロ



「要するにこの愛くるしい姿に
海の男達も癒されてた訳か」

「ペンギンの水槽ってさ、氷を
イメージしたオブジェとさ、
上から氷みたいなの降ってる場所で
飼われてるイメージあるでしょ?
南極大陸で生息してるのは18種類の
ペンギンの中でも3種類だけだから」

そう言いながら別のペンギンが
飼育されている場所へ移動して

上から氷の欠片が降って来る場所に
ペンギンが居るのが見えて

「ああ、そうだな、ペンギンの
イメージと言えばこんな感じだな」

「コウテイペンギンやキングペンギンの
体の大きな大型のペンギンが、
そう言う寒い場所で生息してるペンギンね」

「確かに、水族館だけじゃなくて
動物園やら、ちょっとした公園みたいな
場所にもペンギンが居るもんな」

「日本じゃフンボルトペンギンが
増え過ぎちゃって、産ませるのを
制限しないといけない位らしいけどね~。
世界的にはフンボルトペンギンは
絶滅危惧種だよ、日本の気候と
高い繁殖技術が相まって日本で
異様なまでに繁殖しちゃってるんだってさ」

あっちにホッキョクグマが居るらしいよと
みくりがホッキョクグマを
観に行こうと言って来て

「ホッキョクグマってさ、実は、
白くないって知ってた?」

目の前のホッキョクグマはどう見ても白いが
みくりはそれが白くないのだと言って来て

「それは、あれか?前に言って居た
孔雀の羽の理論と同じ様な感じか?」

「ホッキョクグマの毛は透明でね、
地肌は黒いんだよ。それに毛は
特殊な構造で中に空洞があってね。
その空洞に、光が乱反射して
人間の目には白く見えるんだってさ」

あそことみくりが
ホッキョクグマの説明が書かれているパネルを
杏寿郎に見てと言いたげに指差して来て

「毛が透明なのは、光をそのまま通して
毛の中のストローの様になった
空洞で保温する機能があるのか」

「ラッコが毛の密度で体温を維持してるのと
また違う体温維持の方法だよね?
ラッコの体毛は8億本あって
長い毛の下に短い毛が生えててね
その毛と毛の間に空気を蓄えてて
その空気でぷかぷかと浮かんでるんだって」

「ああ、ちょっとシャワーを軽く掛けて
濡らした位じゃ髪の表面しか濡れなくて
頭皮まで濡れないのと同じ理屈か?」

杏寿郎の言葉にそうそうと
みくりが頷いて同意して来て

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