第80章 そうだ、和歌山へ行こう! 中編 お相手煉獄杏寿郎 現パロ
イルカのいるプールに行くと
丁度イルカのエサやりの受付をしていて
本来ならwebで事前予約らしいが
エサの数に余裕があれば
当日でも現地で受付をしてくれるとの事で
1カップ 500円で
カップの中にマルアジが
3匹入ってるのを2つ購入して
プールの中にいる バンドウイルカに
エサである マルアジをあげる
「こうしてると、新婚旅行を思い出すな」
「そうだね、水無瀬島でも
こんな風にイルカに魚あげたもんね」
エサのマルアジ 3匹はすぐに終わるので
あげ終わった後にカップをスタッフの人に返して
プールの中を泳いでいる
イルカを2人で並んで眺めていた
杏寿郎の腕に自分の腕を絡めると
杏寿郎の身体に自分の身体を寄せる
「どうした?みくり」
「別に、そうしたい気分だっただけだよ」
腕を絡めて
そのままお互いの指を絡めて繋ぐ
「…こうして見てると可愛いんだがな、イルカ」
「イルカ、美味しいのかな?」
「食べたいのか?イルカ?」
「あ、でもイルカは小型のクジラだから
味もクジラか、クジラって匂いと言うか
癖があるから、苦手なんだけど。
やっぱり地元だったら、
美味しい食べ方あるのかな?」
クジラの味が苦手だとみくりが
言って来て和歌山はクジラや
イルカを食べる文化のある県だから
地元ならではの食べ方もあるのかもな
スマートフォンでイルカの味と
イルカの食べ方を杏寿郎が検索すると
「クジラが臭いのは、血抜きの処理が
不十分だからなのが原因みたいだな。
イルカは刺身や、味噌煮、
竜田揚げにするらしいぞ」
みくりが優雅に泳いでいる
イルカを眺めていて
あんまりこう言う場所で
イルカを眺めて イルカの
美味しい食べ方は何だろうとかと
思って見てる人間は
中々奥さん以外には居ないだろうなと思ったが
「観に行くだろう?イルカショー
この前はイルカショーは観れなかったからな」
前に2人で行った 神南港市の水族館は
改装の為に本館のみの営業だったので
イルカのショーを観る事が出来なかったので
「うん、観たい。アドベンチャーワールドの
イルカショー凄いって有名だしね」
イルカショーが観れる場所は
今いる現在地からは目と鼻の先の場所で
14時からのイルカショーを見る事になって
会場のビックオーシャンを目指す