第80章 そうだ、和歌山へ行こう！　中編　お相手煉獄杏寿郎　現パロ

「ねぇ、杏寿郎…、もしかして
９０代で…とかってそっち拝んでる？
そのさぁ、９０代でそっち出来る…の？」

「俺の知ってる限りだと、世界最高齢の
AV男優は、日本人だぞ？今は８８だが
８３までは出演してたデータもあるし。
ついでに、女性の日本の
最高齢のAV女優は８５歳だぞ？」

「それって、８０までは前例もあるし
出来るって事が言いたいの？」

パンダを見ながらする会話なのだろうかと
疑問を感じなくもないけども

「高齢化が進むと、元気な老人も増えるだろう？
今はAVを見る層が高齢化して来て
６０代の女優の方が人気らしいからな。
昔よりも熟女趣向が高まってるんだろうな？
それに女性の性欲は３０代から
４０代がピークらしいからな、
その頃にはある程度、子育ても
落ち着いて来てるだろうから
夫婦で出掛けても文句も出ないだろう」

「さぁ、杏寿郎、パンダも見たし。
拝んだ事だし、サファリゾーン行こうよ？」

そう言ってパンダの方に
みくりが背中を向けて
来た方へ戻り始める

返事をするつもりにもならなかったけど

前にも私が３０代　４０代になる頃が
楽しみだと言ってたのはその辺りなのかな？

若い女の子が好きだと言われても
正直イライラしそうだけど
熟女が好きだと言われても
それはそれで微妙な気分になるな

杏寿郎が追いついて来て

「無視しなくても良いだろう、
勘違いしてるんじゃないのか？
俺は別に、熟女フェチって訳じゃないぞ？
誤解があるなら言って置くが、
今の君もいいが、１０年後、２０年後の
君も楽しみだと言ってるだけだぞ？」

私がおばさんになってもじゃないけど

杏寿郎は若い子が好きじゃないから
あの歌詞には当てはまらないか

「それは、私の性欲がその辺りが
一番ピークになるからって言う意味だよね？」

「年齢を重ねて、経験を積むほどに
熟成されて、洗練されて行くんだろう？
それが、１０年２０年積み重なると
考えてみればどうだ？楽しみにもなる」


あ　もう　ダメだな　この人

私の旦那さんだけど

いや　もう　らしいけど　ダメだな

なんか色々と救いようがない気がして来た


「でも、２０年後なんてさ４６だよ？
いい歳した、おばさんじゃんか」

「ん？それがどうかしたのか？
俺と君とは同級生なんだから、俺も
同じ年齢のオッサンになるだけだぞ？」