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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第79章 そうだ、和歌山へ行こう! 前編 お相手煉獄杏寿郎 現パロ



自分のお腹の上に置かれていた

杏寿郎の手に上に自分の手を重ねて

スリスリと自分の下腹部を撫でてみる



そこに居るのか居ないのか

まだ 排卵してないんだから

今は まだ いないのが正解なんだけども


自分のここに 杏寿郎との赤ちゃんが…

自分のお腹の中に宿るのだと


そんな そう遠くない未来を想像してみる


ポロっと… 悲しい訳でもないのに

涙が目から 1筋 零れ落ちて


そのまま 瞼を閉じると

自分の意識を下腹部に向ける


よしよしと彼の手が
優しく頭を撫でて来て

零れそうになって居た涙を唇に掬い取られる

「ううん、違うの、悲しかったんじゃないから。
杏寿郎、大丈夫だよ。ありがとう」

「みくり、…愛してる。
俺と、本当の意味で、夫婦になってくれないか?」

目の前の杏寿郎が真剣な顔でそう言うから
もう夫婦なのにと思って
思わず ふふっと笑ってしまって居て

「杏寿郎…、今ね、そうなった時の事をね。
考えて…たんだ。…ここにね、杏寿郎との
赤ちゃんがね、居たらって。
そしたらね…幸せだなって。
それも、ただ幸せってだけじゃなくてね」

「泣くほど…、それが
幸せだと俺に言ってくれるのか?君は」


名前を呼ばれて そのまま唇を重ねる

お互いの唇を求めあって

キスを繰り返す


「みくり…、好きだ…」

「んっ、…杏寿郎…、私も、杏寿郎が好き」


キスとキスの合間に

名前を呼んで 呼び合って

愛の言葉を囁き合いながら

触れ合う 唇と唇の体温に

舌と舌の熱に お互いの唾液が交じる


「んぅ、…んっ、はぁ、あぁんんっ」

「いいか…?みくり」


お互いの身体と身体を繋げて

ふたりで ひとつになる感覚と共に

溶けて 境界性を失って行って

その彼の体温を感じる


「んっ、あぁ、はぁ、杏寿郎ッ…」


身体と身体を繋いで合わせていても

もっと 繋がりたいって触れ合いたいって

お互いを求めあってしまって居て

指と指を絡めて繋いで


繋がりながら もっと…と 欲張ってしまう


彼もそう思ってるんだって事を

絡めて繋いだ手を ギュッと強く繋がれて

そうされながらも

もっと奥にと 繋がり合うのも求められて


「はぁ、あぁ、ふ、あん、んぁ、あぁっん」

「…ハァ、みくり…ッ」

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