第79章 そうだ、和歌山へ行こう! 前編 お相手煉獄杏寿郎 現パロ
「今のあの車に、夫婦と子供3人は
難しいんじゃないかな?とは思うけど。
わ、私として…は、
子供は、2人でもいいかなぁって」
「まぁ、君の言いたい事も
分からない事も無いんだがな。
子供一人、育てるのに掛かる費用は
およそ3000万と言われてるしな。
大学まで行かせようとするかとか、
公立なのか私立なのかでも
大きく変わって来るだろうしな」
前に調べたネットの情報でも
理想とする子供の人数と
実際の子供の人数が異なってる場合が多く
多くの夫婦が経済的な理由を上げて
子供の人数を諦めてるケースが多いそうだ
「まぁ、お金の問題もあるけど。
人数が多くなれば、子供ひとりひとりに
目を向ける時間がどうしても減るし。
多い事のメリットとデメリットはあると思うよ。
3人目なら、受けられる経済支援とかも
ぐんと増えるし、住んでる地域の
自治体によっては、3人目を生むだけで
纏まった金額のお祝い金をくれる所もあるしね」
みくりが言うには
子供2人と3人では
無料になる範囲や貰えるお金が
かなり大きく違ってくるのだと言う
「の割に、3人目に関しては
消極的な意見だがな。
経済的な方が理由でないとするなら。
君が気にしてるのは、
車の方の問題が大きいか?」
「だって、車、買い替えないとっ…」
車を今の軽自動車から
乗用車に乗り換えるのが
みくりがそこに消極的な原因の様で
大きな車の運転が苦手だとは言って居たが
「どうせ、車は
10年で買い替えるんだからな。
買い替える事には違いが無いんだぞ?」
「それはそうかもだけど。
今の走行距離とかだったら、
使用頻度的にも10年以上普通に乗れるもんっ。
乗用車と軽なら、自動車保険も
税金も全然金額違ってくるじゃん。
…って何でまだ、一人も出来てないのに
3人目どうするかになってるの?」
「でも、子育ても夫婦でするんだから
その辺りのお互いの考えは話し合って
今だから早すぎるって事は無いだろう?
それに、君の話からして3人目に
掛かる経費は大分抑えられそうだしな」
「学資保険は0歳から、大学進学させるなら
タイプの違う、学資保険に入る方がいいよって」
そう同じ部署に居る先輩に聞いた
学資保険の話をして来て
話を聞くとかなり定期貯金とかで
お金を溜めるより
かなり利回りが良さそうだな