第79章 そうだ、和歌山へ行こう! 前編 お相手煉獄杏寿郎 現パロ
そう言われて
今夜は早めに就寝する事にしたんだけども
どうしよう 眠れない
「ねぇ、杏寿郎、寝ちゃった?」
「どうしたんだ?みくり。
眠れないのか?3回じゃしたりなかったか」
したりないと言われてドキッとした
元々 杏寿郎はあっちがタフと言うか
回数が普通にできるから
それこそ 付き合い始めのあの頃は
それが原因で別れたりしてたらしいから
こっちに彼も遠慮してたらしく
1回とか 偶に2回だけだったけど
交際が1年を過ぎる頃には
2回 3回ぐらいがいつも通りに
それが次第になって居て
同棲する頃には 4回とかたまに5回とかに
なっては居たんだけど
結婚してからは 5回とかたまに
それこそ この前の出張の前みたいに
6回とかになってたから
昨日の4回も 時間が空いてたから
ちょっと落ち着かない感じだったけど
今も今で 3回だけって
そんな風に思ってる自分が居て
「その…っ、したりない…、って言ったら?」
回数し過ぎたら 連日でしたりしたら
精液の中の精子減っちゃうらしいけど
「ねぇ、杏寿郎はさ…、何回まで出来るの?」
「ん?さぁな、試すか?」
「いやっ、試すんだったら、明日で…って」
「明日ならいいのか?みくり」
杏寿郎が上からこちらを見下ろして来て
にっと笑顔を浮かべて居たから
ベットの頭元に置いてた
誕生日に渡した ディーゼルの腕時計の針は
0時を過ぎた場所を指していて
「もう、今日になったがな…?
今して、また、朝にそうするか?みくり」
「んっ、杏寿郎…ッ」
スリッと下腹部を杏寿郎が撫でて来て
「ちゃんと、出来るといいがな」
「そっ、それは、今して今分からないから」
ーーー
ーー
ー
小さな ベッドに2人で収まって
スリッと杏寿郎に腕枕をされながら
自分の身体を杏寿郎に寄せる
「君的には、何人とかって考えてるのか?」
「2人…かなぁって思ってるけど、
杏寿郎はどうなの?3人とかってなると
軽自動車に乗れないし。
あっちの車に私と子供しか乗れないもん」
杏寿郎が 自分の腕で頭を支えながら
真っ白の丸い球状になった天井を見上げた
「俺の乗ってるあの車なら、
5人乗りだから。子供3人と
ギリギリ乗れるが。狭そうだな」