第79章 そうだ、和歌山へ行こう! 前編 お相手煉獄杏寿郎 現パロ
お風呂でした後に
杏寿郎が頭をいつもみたいに
ダイソンのドライヤーで乾かしてくれて
オールインワンゲルで肌を整えて
その後は…
ベッドの上でも また…したんだけども
オールインワンゲル使ってるのは
その後そのまままたするからで
終わってから 落ち着いた頃に
クリームとか顔に塗り足したりしてる
それだけだと なんか頼りないんだよなぁ
オールインワンゲルって
ゴロゴロと ベッドの上で
うだうだとしながら転がって居ると
さっきお湯を沸かすだけ沸かして
コーヒーとお茶を淹れるのを
すっかり忘れてしまっていたから
冷めていたお湯を再度沸かし直して
杏寿郎が自分のコーヒーを淹れるついでに
私にお茶を淹れてくれていて
「ほら、お茶。飲むんだったら
身体、ベッドから起こしたらどうだ?」
ベッドの足元から腕を出して
ゴロゴロとしていると
そう上から声を掛けて来て
もそもそと身体を起こすと
杏寿郎の手から湯飲みを受け取って
温かいお茶に口を付ける
時間はまだ 0時は超えて無くて
早い時間からそうしてたからなんだけど
「ねぇ、杏寿郎」
「ん?どうしたんだ?」
「明日は、どうするの?
一日、巣ごもり…する…とか、だったり?」
観光はそこそこにとは
家を出る時に妊活がメインだって
杏寿郎が言って居たから
明日が一番 妊娠しやすい日になるから
もう ここに籠って
ずっとそうするとかなのかなと思って
コーヒーをバスタオルを巻いただけの姿で
ソファで飲んで寛いでいる杏寿郎に質問する
「巣ごもりセックスも考えたんだがな、
折角白浜まで来たんだ、行くだろ?
それにちょっとは、観光もして置かないと、
それこそ、ここで巣ごもりしたまんまだと。
一日中、しまくるだけになるぞ?」
でも 妊活旅行だし
赤ちゃんお迎え希望なんだから
そう言う日は 仲良しするものなのだとばかり
杏寿郎がコーヒーを傾けて
視線をこっちに向けて来ると
「後で、観光もしたかったのにぃ~って
不満を言われるのは、俺も御免だからな」
出来てしまえば… つわりとかもあるし
安定期と呼ばれる時期までは
旅行にも行けなくなるからと
今の内に行こうって話で 急遽
今も和歌山に来てるんだもんな
「早めに寝て、明日の朝すればいい。
で、その後は白浜の観光もしよう」