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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第79章 そうだ、和歌山へ行こう! 前編 お相手煉獄杏寿郎 現パロ


淡島神社の別の場所には無数の
招き猫がこちらを見て笑って居る
ほっこりと癒される空間があり

他にも信楽焼の狸が
沢山並んでいる様な独特な神社だったが

杏寿郎が八百万の神々を祭る
末社の所で何とも言えない表情をして
その格子の向こうを眺めていて
こちらを向いたかと思うと

「これは、本殿のあの人形以上の
異様な光景かも知れんな」

そう真剣な表情でこっちに言うから
その格子の向こうを絵馬の隙間から
恐る恐るに覗き込むと

そこには無数の女性用の下着が転がっていて

下着泥棒のアジトか何かなのかと
一瞬疑いたくもなる光景だったが

「女性の願いが叶うらしいぞ?
社務所に売ってるらしいから、どうだ?」

と自分のパンツをその中に入れないかと
こっちに言って来るから
何が嬉しくて脱ぎたてのパンツを
こんな所で奉納するのかと思わなくもないけど…ッ

折角和歌山まで来たのだから
その御利益に肖る方がいいのかな?

「替えのパンツ…、売ってるの?」

社務所の方で替えの下着を売ってるそうなので
もうここまで来たら奉納して行くかと
覚悟を決めて 新手の羞恥プレイにも
感じなくもないけど

「杏寿郎、どうしたの?子宝のお守り、
あ、これ、赤ちゃんの形してるんだね
おくるみに包まってる、可愛いお守り」

「それ、欲しいか?俺も丁度
これ買おうかと思ってたからな」

そう言って赤いちりめんで出来た
オタマジャクシのお守りを持っていて

「オタマジャクシ…」

「ご利益ありそうじゃないか?」

人形と言い
パンツを奉納と言いお守りと言い

中々にインパクトのある神社だなここ

社務所で下着とお守りを購入して
お手洗いで
新しいパンツに履き替えて
履いていた方を奉納すると

淡島神社を後にした

お昼を過ぎて ピークの時間も過ぎていた頃に

和歌山駅からほど近い
有名な和歌山ラーメンのお店について

和歌山ラーメンと言えばここと言う
有名店の中華そばは
とろみのある豚骨スープなのに
あっさりした口当たりで癖になる美味しさだった
杏寿郎は特製の大盛の中華そばを食べていたけど

「やっぱり、美味いな。
和歌山に来たんだったら、食べないとな」

「そうだね、トロっとしてるのに
重過ぎ無くて、食べやすいしね」


お昼を済ませて車に乗り込んで
次なる目的地に向かう訳だが



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