第79章 そうだ、和歌山へ行こう! 前編 お相手煉獄杏寿郎 現パロ
ねっとりとしたつぼ焼きの芋と
ソフトクリームは相性抜群で
今から淡島神社にお参りしてから
和歌山ラーメンを食べるのなら
お昼の時間はズレるだろうから
じいちゃんのお芋が丁度
小腹を満たすのには持って来いだった
「あるにはあるんだがな、
そうするには、今は君はまだ
そうなってないだろう?だから…」
「モデルさんとか使ってるの?」
「にしても、美味いな。
君のおじいさんの焼いた、焼き芋。
焼き芋屋にでも、なればいいんじゃないか?」
あの家の引っ越すのに私は
七輪は祝いを兼ねて購入したんだけど
七輪で焼き芋が出来る鍋も
一緒に買って芋を焼いたんだけど
普通に家で焼いた焼き芋だったので
杏寿郎としては同じあの家の芋を焼いて
こうも仕上がりが違うのかと
言いたいんだろうけどさ
「無茶言わないでよ、もううちの
じいちゃんは、自分の家の周りで
畑してるぐらいで家で食べる分だけ
野菜とか作ってたらいいんだってば」
「この前の庭でした、
キャンプは楽しかったな」
「ちゃんとテントで寝てないじゃん、
あれはキャンプとは言いません」
私は七輪を買ったんだけど
バーベキューコンロはあるから
あの家に引っ越しをした時に
杏寿郎は杏寿郎で
あの家の庭で
お庭キャンプするからと
テントを買ってたんだけども
家族が増えても良い様に6人まで使える
大きめの投げるだけで設置が出来る
テントを買っていて
それが日時指定で新しい家に届いたんだけど
引っ越しをした当日に杏寿郎が
テントの破れとか不具合が無いか見たいし
折角だからまだベットもまだ運ぶのに
バラシて組み直して無かったから
庭でキャンプをしようって言う話になって
その…あの家のお庭で
ふたりでキャンプしたんだけど
一緒に寝たいからと言って
ファスナーで連結するタイプじゃなくて
間に継ぎ目が出来るのが嫌だからと
封筒型の大きいサイズの大人が4人でも
使える寝袋も一緒に杏寿郎が買ってたから
杏寿郎的にはこの寝袋なら
子供が出来ても2人なら余裕だからと
そう思って購入した6人までのテントと
4人用の寝袋だったみたいなんだけど
そもそもにそれで杏寿郎と
一緒に大きな寝袋で寝ようとしたのが
ダメだったんだと思うのよね うん
結局 庭でキャンプしてたのに
朝はリビングのソファで迎える羽目になるし…