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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第79章 そうだ、和歌山へ行こう! 前編 お相手煉獄杏寿郎 現パロ



「そろそろ、休憩するか?岸和田で」

「そうだね、岸和田のサービスエリアって
武家屋敷みたいな所、確か日本庭園あるよね?
あそこで、やき芋食べようよ」

岸和田のサービスエリアは
日本庭園の様な庭があって
長時間車で同一の姿勢をしていた身体を
ほぐすのに丁度いい

みくりの祖父が昨日焼いてくれた
壷で焼いた焼き芋をそこで食べようと言うので
そのまま庭の方に向かうのかと思うと
サービスエリアの中に向かって行って

「コンビニで飲み物買って
レンジ貸して貰おうよ。
今は、コンビニも温めセルフあるもんね」

ポットとレンジはセルフになってるから
普通にコンビニで飲み物を買って
電子レンジ貸して下さいと言っていたので
レジの店員の許可を得たと言うので

「だって、温かい方が美味しいでしょ?
じいちゃんが焼いたやつはさ、
冷めても美味しいけどね。
表で三条大栗の焼き栗売ってたね」

「焼き芋に焼き栗か、秋だな」

芋を食べるだけのはずだったのに
日本庭園を眺められる東屋で
緑茶を飲みながら焼き芋と
焼き栗を食べているのだが

「ねぇねぇ、ソフトクリーム買ってさ
一緒に食べたら美味しいよね?きっと。
ミニストップの蜜芋ソフトになるよ」

みくりの祖父が時間を掛けて
壷で焼いた焼き芋は
蜜芋の様にトロトロになってるから
ソフトクリームとの相性は抜群だろうが

「なら、そのまま、栗でも食べながら
待ってるか?ソフトクリームもだろ?」

ミニストップの蜜芋ソフトは
俺も何度か食べたことあるから
この芋とも間違いなくベストマッチだろう

杏寿郎がソフトクリームを買って戻ると
みくりが秋の空を眺めていて
もぐもぐと焼き栗を食べながら

「天高く馬肥える秋かぁ…」

「ん?それはこの辺りの事か?
ブライダルの仕事が無くなって
ちょっとたるんだんじゃないか?」

そう杏寿郎が言う通りに
あの頃してたエクササイズとかも
今ではすっかりサボったままになって居て

「やっ、それは…、ちょっと
元に戻ってる気はするけどさぁ」

「また、うちにCMの仕事が来たら出るか?
妊娠したらしたで、その時期しか
出来ない仕事もあるにはあるからな」

「それは、マタニティフォトとか
マタ旅とかそんな仕事?ああ、
マタニティウエディングもあるか。
って、もしかして、あるの?」



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