第79章 そうだ、和歌山へ行こう! 前編 お相手煉獄杏寿郎 現パロ
「共に祭られている事が多いが。
大国主命と共に国造りをした神様だな」
「オオクニヌシノミコト??
昔ペルソナしてた時にお世話になったわ。
オオクニヌシノミコト。好きだったもん」
「いや、それはゲームの話だろう?
と言うかペルソナしてたのか?」
「番長でもジョーカーでもなくて、
キタローの方ね、でもさ、私さ
当時から疑問だったんだけどね
…あのシリーズってさ」
そうみくりが
ペルソナの主人公の話をして来て
「言うな、君の言いたい事は大体分るが。
あれだろう?コミュの話だろう?
女性からすれば、引くのは分かるからな。
ちゃんとペルソナ5には、主人公が
バレンタインに関係を持った女性陣と
修羅場になって制裁されるイベントがあるからな」
「いや、もう、それ3の時にさぁ
え??え?こっちとも??ってなったもん」
そんな話をみくりとしながら
車は一路和歌山に向けて南下して行く
伊丹空港の近くを通りかかって
飛行機が飛んでいるのが見えて
「杏寿郎!飛行機飛んでるよ」
「いや、それはそうだろ?
空港があるんだからな。
伊丹空港は、大阪国際空港が
正式な名称だが、伊丹じゃないのか?」
「ああ、それ?
某ネズミの国みたいな事かって意味?
伊丹空港はね、伊丹にあると思われてるけど。
一応敷地は大阪府の豊中市と池田市と
兵庫県の伊丹市を跨ってるんだよ」
「国内線しか飛んでないだろう?」
「今はね?関空が出来るまでは
国際線が伊丹から飛んでたんだよ」
「大阪と言うのにイマイチ納得が
俺としては行かないんだがなぁ」
いつの間にか話題は
ペルソナの修羅場イベントから
大阪国際空港に移り変わって行って
「ああ、そういえばさぁ
このまま真っすぐ行ったら丁度、
USJの裏側の辺り通るけど」
「ああ、この前のニュースでやってた
人骨が見つかった側だな。丁度
俺が君に告白したあのネモフイラ畑のある
舞洲の辺りも通るな」
「あの、外国人がUSJと
間違えるごみ処理施設も舞洲だもんね」
ド派手な外観のランドマーク的な
目立ちに目立つ巨大なゴミ処理施設が
その辺りを走ると見えて来るから
「あの外観を、ごみ処理施設だとは
誰がどう見ても思ないもんな」
「見学もできるよ。あそこのごみ処理施設、
出来た時にお母さん友達と行ってたもん」