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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第79章 そうだ、和歌山へ行こう! 前編 お相手煉獄杏寿郎 現パロ



杏寿郎らしからぬ
歯切れの悪い口調で言い出して来たが

そこから先の言葉が彼の口から出るのを
みくりは待っていたのだが
中々話し出そうとはしなくて

「いざ、そうするとなると…ッ、
緊張する様な気がしてだな」

みくりが変な顔をして
信じられないとでも言いたげに見て来るから
昨日もガッツリそうしたのに
何を言ってるんだと言う意味なのだろうが

「え?どうして?緊張するって、
子供作るって事がって事?
今までずっと、欲しい欲しいって
言ってたの杏寿郎の方なのに?
それに、昨日したのだって
可能性が無い訳じゃないじゃない?」

昨日だって ホテルでした3回と
あっちのあの家でした1回は
そうなる様にされた記憶があるんだけど

「別に子供作るからって、
いつもしてる事と違いなくない?」

「ぜっ、全然、違うだろう?
そうなる可能性があるのと無いのと、
その、そうなる時期にそうするのは…だな。
そんな顔して見るのは止してくれないか?」

「もう、いつも通りにしたらいいんだってば。
考え過ぎだってば、ねぇ、杏寿郎。
それ飲んだら出るでしょ?家」

昨日だってそうしたのに

変な杏寿郎

今までだって子供を作るのに
こっちがそこまでだったのを
かなり押し切る感じで
子供作ろうって言ってたのに



そんな訳で…

3泊4日分の荷物を持って

車に乗り込んでシートベルトを締める

そうだ 和歌山へ行こう!

みたいな軽いノリで急遽決まった和歌山行きだが

昼は和歌山市で

和歌山ラーメンを食べようと言ってたから

「ねぇ、杏寿郎、
目的地は何処にしたらいい?
ラーメンだったら、和歌山駅の辺り?」

そうナビをセットする場所を尋ねると

「ああ、目的地のセットなら俺がする」

杏寿郎がある場所へナビをセットして
”淡島神社”に向かうらしい

「って、人形供養のあの淡島神社?」

「ああ、その神社は医学の神様を祭っていて、
女性の婦人科系の病気や、安産、子授けに
特にご利益があるそうだぞ?」

「成程ね、丁度、妊活旅行に
ピッタリの神社って事ね」

目的地への予想到着時刻は2時間半後で
丁度12時ぐらいになりそうだ

「少彦名命(スクナヒコナノミコト)は
身体の小さな神様で、一寸法師の
モデルのなった神様で。良く、
大国主命(オオクニヌシノミコト)と…」

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