第78章 ピックアップ御礼 秋と言えば…? お相手:煉獄さん現代パロ
杏寿郎が運転すると言っていたので
運転席は譲ったのだが
「で、だ。この後は真っすぐ
コンビニに行って帰るだけのつもりか?」
「でも…その、杏寿郎、さっきの…ッ」
「まぁ、あの家で夜にどうこうするよりは
今、どこか適当な所で済ませるか?
で、君的にはどっちがいいんだ?」
「だったら…っ」
そう言って 急遽 目的地を変更して
向かった先は市内唯一のラブホテルだったんだが
「車でしても良かったんだが?俺は」
そうお湯張りをしてる間に
ソファで寛ぎながら
杏寿郎がこちらに言って来て
車は前に夜光虫を観に行った時に
した事はあるけど
流石に人気のない山の中でも
明るい時間に車でするのは抵抗がある
「車ッよりは、ちゃんとした場所の方が…ッ
その、シャワーも後で出来るし」
「風呂上がりの匂いさせて
帰っても怪しまれるだろう?」
「中条の湯に行って来た設定でいいじゃんっ」
市内にある温泉施設で
お風呂に入った事にしたらいいと
そう言い訳の口裏を
合わせて欲しそうにして来るから
「夫婦なんだから、良いだろう?
そんなに、気にする事も無くないか?
俺が、今しても、夜もって
ならない保証もないしな。
それはいいが、どこか他に
行く予定にしてた場所があったんじゃないか?」
あの時電話でそう話してたので
みくりにはあの後に
行きたかった場所があったのかと
杏寿郎が確認をして来て
杏寿郎の座って居るソファに
おいでと手招きされて
杏寿郎の隣に落ち着くと
「あるには、あったけど…ッ」
「良かったのか?こっちに来て」
「秋だから、芸術の秋を
一緒にしようかなって思ってたの。
市内の唯一の、美術館に行こうかなって」
「明日、そこに寄ってから帰ろう。
今は、俺だけの奥さんを
堪能したいからな」
グイっと身体をソファの上に倒されてしまって
俺だけの奥さんを
堪能したいの言葉の通りに
杏寿郎に堪能されようとしていて
キスをされて胸を揉みしだきながらも
足を開かれてしまってスリスリと
反対の手で太ももを撫でられてしまう
「ここなら、声を抑える必要も無いがな?
夜も声は潜めないとダメだろうし、
今の内に、聞かせてくれないか?みくり」
もぞもずと身体を弄られる
ぴくッと彼女の身体が跳ねる
「ちょ、待って…ッ、夜はしな…いんじゃ」